夫は自己愛性人格障害ゆえのモラハラ男でした。
モラハラとは、世間で認識されているようなわかりやすい威嚇や暴言だけではありません。
例えば夫は、私の許しを乞うために土下座をしたことが何度かありました。
その場合、決まって夫はわざわざ子供達を呼びつけて「今からママに許してもらうために謝るから見ていて」と、自分が泣きながら土下座する姿を子供達に見せつけるのです。
子供達からしたら「パパがこんなに謝ってるのに許さないなんて、ひどいママだ!」
となります。
私には夫を許す以外の選択肢がなく、許したとしても子供達からは「パパを土下座までさせるような酷いママ」という冷たい目で見られるのです。
夫もそれをわかっているからこそ、あえて子供達の前で土下座をするのでしょう。
ここまでして謝っている人間を、それでも許さないなんて、お前はモラルがないのか!?
という、無言の圧力。
被害者も「土下座までされたら許さないといけない」という一般常識に自分たちを当てはめ、内心はもやもやしながらも夫を許すのです。
そして、土下座をしながら涙を流す夫に対して罪悪感を抱くのです。
モラハラとは、被害者に罪悪感を抱かせること。
周りを味方につけて、被害者を孤立させること。
被害者が、加害者に見えるようにすること。
土下座しているのが被害者、していないのが加害者という図式が必ずしも当てはまらないのが、モラハラの本当の怖さです。
モラハラとは、世間で認識されているようなわかりやすい威嚇や暴言だけではありません。
例えば夫は、私の許しを乞うために土下座をしたことが何度かありました。
その場合、決まって夫はわざわざ子供達を呼びつけて「今からママに許してもらうために謝るから見ていて」と、自分が泣きながら土下座する姿を子供達に見せつけるのです。
子供達からしたら「パパがこんなに謝ってるのに許さないなんて、ひどいママだ!」
となります。
私には夫を許す以外の選択肢がなく、許したとしても子供達からは「パパを土下座までさせるような酷いママ」という冷たい目で見られるのです。
夫もそれをわかっているからこそ、あえて子供達の前で土下座をするのでしょう。
ここまでして謝っている人間を、それでも許さないなんて、お前はモラルがないのか!?
という、無言の圧力。
被害者も「土下座までされたら許さないといけない」という一般常識に自分たちを当てはめ、内心はもやもやしながらも夫を許すのです。
そして、土下座をしながら涙を流す夫に対して罪悪感を抱くのです。
モラハラとは、被害者に罪悪感を抱かせること。
周りを味方につけて、被害者を孤立させること。
被害者が、加害者に見えるようにすること。
土下座しているのが被害者、していないのが加害者という図式が必ずしも当てはまらないのが、モラハラの本当の怖さです。