毒親育ちとモラハラ被害者

モラハラの被害者になる人は、かなりの確率で毒親育ちです。

それはなぜか。
私を例にあげると、私は幼少期、母からのずれた愛情を押し付けられて育ちました。

母の思い通りの受け答えができたときは母はとても機嫌が良く、思い通りの受け答えをせずに思わず私自身の価値観を伝えてしまった時には無視される。何度謝っても無視され、キッチンでわざとお皿を割られたり大きな音を立ててドアを閉められたり、大声で独り言のように私の悪口を叫んだり。

私は母に気に入られるよう、細心の注意を払って生活していました。
そしていつの間にか、それが普通のことであると思うようになりました。

毒親育ちの後遺症として、私は人に嫌われるのがとても怖い人間になりました。
人の機嫌の良し悪しで、自分の機嫌を決めてしまうのです。

相手が少しでも機嫌が悪そうだとそれを全て自分のせいだと受け止めてしまう。
典型的なモラハラ被害者の性質になってしまいました。