ハッピースマイルで呼び掛けさせてもらっていた

宗像の例の老犬さん。

↓↓

Kazumiさんのブログ

お問い合わせ頂いた方は

遠方の方ばかりでした。

老犬さんの身体に響く事

事前に環境を見る事ができない事

様々な理由から

お断りさせて頂く形となりました。

気にかけて頂き

お心を寄せて頂き

ありがとうございました。

また、シェア等のご協力ありがとうございました。

3日の期限を迎え

私が保護をする事になりました。

正直、呼び掛ける前から私の中では決めていました。

殺処分にならないなら

わざわざ呼び掛けるんじゃねーよ。

最初から決めてたなら

考えても無駄だったじゃねーか。

そう思う方もいるかもしれません。

ですが、我が家もとうにキャパは超えています。

呼び掛けさせてもらい

そこで里親様が見つかるのであれば

その方がこの子の為にも

我が家の他の保護っ子達の為にも

ベストだったのです。

ご存知の方は多いと思いますが…

我が家は現在

14歳以上の老犬が2匹

フィラリア陽性治療中の中型犬8歳が2匹

究極のビビり野犬が1匹

我が家の愛犬が1匹

白血病の猫が2匹

その他保護猫多数

個人的なTNRの現場を持ってます。

お前、それ本当に全部面倒見れてんの？

というような状態です。

もちろん、ちゃんとみんなみてます。

ですが、我が家はシェルターではありません。

普通の一般家庭です。

小学生が二人いる一般家庭です。

スペース的にも時間的にも

全て限界を超えての保護です。

新しい子を受け入れたくても

いいよ、いいよ〜！！

と簡単に受け入れることはできません。

私は好きでやっている事だから

限界を越えようがなんだろうが

頑張れますが…

私の無茶のしわ寄せは

家族や他の保護っ子達にいきます。

なので、まずは呼び掛けをさせて頂きました。

この子を心配してくれた皆様

ありがとうございました。

お心を痛めさせてしまって

申し訳ありません。

今回の流れに関してご理解を頂き

今後のこの子の回復を

温かく見守って頂けたら幸いです。

さて。

4日の火曜日お迎えに行きまして

到着してまず目に飛び込んだのが…

Kazumiさんの地元愛溢れるポロシャツ

…じゃない(笑)

それは二番目(笑)

ほとんど寝たきりだと聞いていたのに

立ち上がっている姿

そして職員さんにブラッシングをされている姿

思ったより元気じゃないかっ

笑顔も見れました

あ、後ろの黒くてふっとい腕は

わたくしのですが何か

笑

逞しいだろう、そうだろう

15キロの暴走児を二人連れて

散歩に行っていれば

逞しくもなりますよ

笑

痣はいつどこでできたのかは不明(笑)

ちょっと良い缶詰を食べさせたら

下痢しちゃったのよ〜

余計なことしてごめんね〜

あははは〜

と明るく優しい職員さん

お尻汚れたから洗ったんだけどね〜

本当はうちで引き取ってあげれたらいいんだけどね〜

と優しい顔した職員さん

センターへの移送を免れたと聞いて

嬉しそうに笑う職員さん

この保健所は温かい人ばかりでした。

この子をどうにか助けたいという

職員さんとKazumiさんの優しさのおかげで

繋がった命だと思います。

我が家に到着後

ちょうど庭が日陰だったので

六郎さんと対面がてら庭散歩

小梅が仲間はずれにするなと

怒り狂ってました

笑

ニコさんにもご挨拶

他の犬大好きな優しい子でした

みんなでくんかくんか大会になってました

娘ズがごはんを食べていたら

マットゾーンを抜け出して

歩きにくそうにしながらも

娘ズの隣へ

そして寝る(笑)

なぜベッドで寝ない

そして朝。

だからなぜベッドで寝ない

笑

そして夕方。

だからベッドで寝らんかーい

笑

色々ツッコミどころ満載のじい様です(笑)

ドライフードやレトルトは

まだ飲み込めなかったので

とりあえず流動食からスタート！

初日はお皿から自力で飲めず

スプーン飲ませましたが

二日目にはお皿から自力で飲めました

そして二日目の夜には…

散歩した

笑

ゆっくりと10分くらいでしたが

まさかお散歩ができるとは

このまま回復する気配です

笑

名前は宗像からとって宗さん。

むねさん？

むなさん？

どっちがいい？

とメンバーに聞いたら

むねりん！！

…と(笑)

という訳で、むねさんで(笑)

我が家ではむね爺と既に呼ばれてます

笑

棄てられた場所なんて縁起悪い！

忘れられなくなる！

そう思われるかもしれないけれど

ここの保健所じゃなければ

ここの職員さん達がいなければ

きっとこの子の命は今日を迎えてません。

収容時、立ち上がれず食べられず瀕死でした。

田んぼに棄てられ泥まみれでした。

洗ってくれました。

顔を拭いてくれました。

目薬をしてくれました。

ブラッシングをしてくれました。

毎日毎日笑いかけ

たくさん話しかけてくれました。

ここまでしてくれる保健所の職員さんが

全国にどれだけいるでしょうか。

宗さん。

名前には職員さんへの感謝と

職員さんとの絆を込めて。

爺やの新しい犬生を

どうぞ温かく見守ってください

よろしくお願いします