世界じゅうから集められた
天理大学附属天理参考館のコレクションから
厳選された作品群と
奈良国立博物館所蔵の仏教美術作品などを組み合わせ
人類の約6000年に及ぶ歴史を探求する展覧会です。
(この展覧会は写真全てオーケーです)
紀元前2000年ごろの
イラクのグデア頭像
グデアさんってメソポタミアの
都市国家ラガシュの支配者だそうですが
「誰にも壊されないように」と
固い閃緑岩でつくられたとか。
紀元前2000年ってどんな世の中だったのか
想像もつきませんが
「誰にも壊されないように」というわりには
お鼻が欠けてる・・・
4000年もたったらしょうがないか・・・
これは紀元前7~4世紀ごろの
エジプトの「鳥のミイラ」だそうですが
一見して「???」でした。
この入れ物の中に鳥のミイラが入ってたってことかな??
これは後漢時代(1~3世紀)の
「模型明器 農舎」と説明がついていました。
なんかこういうの見た覚えが・・・と思ったら
たしか倉敷の大原美術館にこんな感じの展示が
あったような。
こちらでは
「亡くなった人が死後の世界で食べ物に困らないように
お墓に入れられたもの」という
説明がついていました。
飲み物を注ぐための器。
これも紀元前4世紀ごろのものだそうですが
下にはヤギの姿が。
実用的かどうかはともかく
すごいデザインですよね~^^
世界じゅうのいろんな時代の
興味深いモノがたくさん展示されていました。
中でワタシが惹かれたのがこちら ↓
この彫りの深いお顔立ちの方
なんとガンダーラの弥勒菩薩様だと
考えられていると!
弥勒菩薩様というと
広隆寺のあのやさしい微笑みの像を
思い出すのですが
イメージ全然ちがうね
などなどとてもじゃないけど
紹介しきれないたくさんの展示物を
2時間ほどかけて堪能しました^^
(つづく)