早朝BSプレミアムで「太平記」が放送されてます。
20年くらい前の大河ドラマで
お若い真田広之さんが足利尊氏に扮しておられ
ほかにもほっぺがぷっくりかわいい宮沢りえさんとか
緒方拳さんとか、
いろんな方が出演しておられて
そういう意味でもおもしろい^^
朝早いんで録画して見ていますが
そういえば私、太平記の時代については
あんまり知らんかったなあと。
室町幕府を開いた足利尊氏とか、新田義貞とか、楠正成とか
歴史上有名な方々のお名前は知っているものの
だれが何をしたのか、とか、
誰が誰の敵で、誰が味方だったのか、とか、
わからない・・・。
で、ドラマの原作になっている吉川英治先生の
「私本太平記」を読みたいと思ったのですが、
図書館の検索ではうまく見つけることができず・・・
「ほな、これやわ!」と予約して読んだのが
さいとう・たかをさんがかかれた漫画の「太平記」です。
漫画で読んでも、やっぱりこの時代はいろいろ複雑だったようで
昔々日本史でちょっと教科書読んだくらいでは
わからなかったのもまあ仕方ないかと^^;
次は、ようやく再開なった図書館で「私本太平記」を
探そうと思っております。
ところで、この「マンガ日本の古典」シリーズは
漫画とはいえ非常に原本に沿っていて
原文もあちこちに出てくるし
注釈もたくさんついています。
(そのページの下にあるからわかりやすい^^)
でも一応漫画だから読みやすいし
(「わしにもプライドがあるのじゃ~~」なんていうセリフが
フツーに出てきたりする笑)
とっつきにくい日本の古典にさらっと触れることができると思う。
で、続いて「信長公記」と「吾妻鏡」を借りました。
「信長公記」は「太田牛一」という人が原作者で、
お名前だけ聞いて、
今の時代の作家さんかと思っちゃったりしましたが^^;
実は織田信長の側近だった人で、自分の日記をもとにまとめたもので
非常に信頼性が高いのだそうだ。
「吾妻鏡」は鎌倉幕府の成立から頼朝の死、
さらに北条氏の時代から「太平記」の時代に至るまでの
いろんな話がツラツラ出てきて
「三代将軍実朝は鶴岡八幡宮で甥の公暁に暗殺されました」
程度のことしか知らなかったもので
とても興味深く読んでる最中です。