たくさん訪れた遺跡のうちでいちばん心をうごかされたのは
タ・プローム寺院かもしれません。
タ・プローム寺院かもしれません。
崩れかけた遺跡に巨木の根っこがからみついた写真は余りにも有名ですが・・・




昔々からこの地の支配をめぐって戦いが繰り返され、勝者は敗者の遺物に上書きして
徹底的に過去を消してしまおうとしたわけです。
実際、ヒンズー教の神様のお顔を消したり、仏様の彫像の首を落としたりとかね。
でも、長い長い時間がたてば、大自然の力が侵食し、自然が朽ちたとき人間サマが
つくりあげたモノも一緒にあっけなく崩れ去ってしまう・・・
うまくあらわせないけど、この遺跡を見てそういう虚しさみたいなものを感じました。
徹底的に過去を消してしまおうとしたわけです。
実際、ヒンズー教の神様のお顔を消したり、仏様の彫像の首を落としたりとかね。
でも、長い長い時間がたてば、大自然の力が侵食し、自然が朽ちたとき人間サマが
つくりあげたモノも一緒にあっけなく崩れ去ってしまう・・・
うまくあらわせないけど、この遺跡を見てそういう虚しさみたいなものを感じました。
この木はガジュマルで、樹齢300年から400年だとか。