2時間超の会議を起こしていて・・・
「法人の○○○、会員の入会促進について云々かんぬん」という発言。
○○○の部分、とても聞き取りにくいんだけど、「一時ケア(一次ケア?)というふうに
聞こえる。
で、なんか違うよなーーと思いながらも、そうとしか聞こえないのでとりあえず
「法人の一時(一次?)ケア、会員の入会促進・・・」と書く。
でもこれケアの話じゃないんだよね、だから絶対違う・・・でもそうとしか聞こえない。
私はいつも、まず1回通して全体を文章に起こし、
もう一度最初から合わせ、さらにもう一度合わせ、合計3回聞き直します。
録音も最低2台のICレコーダーでとるので、音源を変えて聞き直します。
2回目にかなりの間違いに気づき訂正しますが、3度目にもやっぱりあるんですよね。
漢字のマチガイとか、ひらがなの打ち間違いとか、改行のマチガイとか。
だいたいこれでかなり正解に近い原稿が出来上がるはずなんですが・・・
この「一時ケア」は、3回目に気づきました。
「一時ケア」じゃなくて「位置づけや」だった!!
字面は全然違いますが、声に出して読んでみてください。似てるでしょ^^;
こういうのが判明すると本当にほっとします。
結局最後までわからなくて、でもこれはアヤシイとわかっていれば下線引いてそのまま出し、
向こうの事務局なり担当者なりしゃべったご本人に確認していただくことになります。
でもこれは速記者としてはなるべくやりたくない・・・
録音した音声のみ持ち込みされた仕事のときは致し方ない場合もあるのですが、
速記者として現場に行ったときは特に。
(しゃべる方の声や話し方でどうにもしようがないことは多々ありますが・・・)
でも、気づいてないこういう間違いってワタシにも結構あるんだろうな・・・
こういう聞き取り間違い、思い込みによる起こし間違いを集めた
業界の「笑い話集」みたいなのもあるぐらいですから。
(世間には出回っていないはずですが^^;)