昨日は某女子大の卒業式で、5:00AMの始発に乗って袴の着付けに行ってきました。
とりあえずちゃんと3時に起きて、目指す始発に乗って、予定どおりに到着できたから
まずは「よし」としよう^^;
問題はそれからなんですけどね。
昨日は17人で100人強のお嬢さんの着付けでした。
卒業式に間に合うように着付けが終わると、着付け係のお仕事も終了、解散、なわけですが、
数人は「お残り」と称して、式が終わって戻ってくるお嬢さん方の袴を脱がせて回収して
一人分ずつチェックして片づけるという仕事があります。
これが着せるよりも精神的&肉体的に(ワタシにとっては)タイヘンなわけで・・・。
というのは、早朝から着て、卒業式に出て、お嬢さんによってはさっさと脱ぎに戻ってきますが、
ほとんどはその後に行われるパーティに出席してからどどっと一斉に帰ってくる・・・
(お酒とごちそうがたっぷり出るらしい←これも要注意!!)
ドキドキするのは、脱がせるとどんな着付けをしたか、最後までちゃんときれいに着てたか、
着くずれしてないか、へんてこな着せ方やってないかっていうのが一目瞭然になっちゃうことで。
きのうもありました。
袴が帯と一緒に下がってしまっている。そればかりかその下の伊達締めまで下がってる。
さすがにこれはひどすぎるので、先輩着付け師さんによって「犯人捜し」が行われました・・・きゃー
そのお嬢さんはかなり小柄なコで、サイズ的にちょっと長い袴だったんですが、
でもこれはあり得ません。ずるずる下がってきて気持ち悪かっただろうな・・・。
ほかのコより早く脱ぎに戻ってきたのはそのせいかもしれません。
ほかの人が着付けしたのを脱がせることはとてもとても勉強になります。
こうすればいいのか、とか、このやり方はどうだろうか、とか、いろいろとタメになりますが、
自分が着付けしたコが果たして無事に戻ってきてくれるかどうかっていうのはね・・・
帰ってきた姿を見るまでとても不安です・・・←そんな自信のないことじゃあかんのやけどね。
ワタシなりの昨日の着付けの自己評価は・・・・ん~~~、まあ「まあまあ」ってことで^^;
ところであしたもワタシ、「お残り」組なんだよね・・・
あしたは着付け係の人数が昨日より少ないし(お嬢さんの数が少ないので)
昨日のことがあるので・・・もっと緊張しそうな気がするわ・・・・ふう
しかし、いきなり暖かく・・・というより暑いくらいになりましたなあ・・・。