母の介護保険の更新で、認定調査員の方が来られました。
前回のときと質問項目がだいぶ変わっている気がしました。
今回はマッタクもって「認知症対応」って感じでした・・・。
しかしウチの母、あっぱれというかなんというか、実にうまいことかわしていました。
答えられなくなると、すかさず話をそらすんですよ・・・
私なんかでも、そんなふうにすぐに言葉出てこないってほど即、しかも完ぺきに!!
それ以外は何を聞かれても自信満々な答えっぷり!!
聞いていてだんだん腹が立ってきましたが、そこはやはりプロの調査員さんでした。
後で私に一言おっしゃいました。
「お話が全然通じませんねえ」・・・はい、おっしゃるとおりです!!
前回も母との面談が終わった後、私1人呼ばれてふだんの様子なんか聞かれたんですが、
その内容も今回は以前とはちょっと違っていました。
「ご本人さんのいらっしゃらないところでお聞きします」の質問用紙もびっしり細かい字で
1枚?2枚??あり、ひとつひとつ答えるのに結構時間がかかりました。
母は身体面では介護なんて全然必要なく、見かけも年には全然見えない(80過ぎてますが)
腰も曲がってなく姿勢はぴーんといいし、足腰も大丈夫!
すたすた歩けるし、立ったり座ったりも問題なくできます。
なので、知らない人が見たら、70そこそこ・・・くらいには見えちゃうんじゃないかなあ。
しゃべれば最近はすぐに「????」とわかると思いますが、
あいさつとかはちゃーんとできるし、こういうときはなぜか東京弁(生まれも育ちも
東京なので、イヤミなほど東京志向な人間なのです。特に認知症になってからよけいに)だし
要介護度でいったらどのくらいの判定が出るかはわかりませんが・・・・
でも、ふだん接していて、もしかしたら私だけが(家族だけが)この人はケッコウ重度の認知症だと
思ってるだけかもしれないなんて思ったりすることがあって、
一緒に暮らしている私の「至らな度」が重度なだけだみたいに自分で落ち込んだりすることが
あって(ほんまですぜ)一体この人は客観的に見てどの程度の認知症なんだろうなんて
思うことがあるんですが・・・
身体面はともかく、アタマの中身はやはり相当ひどいとこの調査員さんも
思っているというのがなんとなくわかって、ちょっとほっとした・・・ような気がしてます。
昨夜、晩ご飯食べてから本業の事務所に用事があって出かけたんですが、
何度も言ったにもかかわらず(父も言ってくれたらしい)、
私のゴハンが用意(というか残り物がお皿を変えてあっただけだけど)してあった。
まあそれは逆にアリガタイことかもしれませんが、なんか変だなと思ったら
おかずの乗ったお皿にのせてあったのはラップではなくて、使用済みのレジ袋をお皿のサイズに
あわせてわざわざ切ったものだった・・・・・・
それを食べ物の上にジカに乗せてあるんですよ・・・・・・うぅ(泣)
もちろん食べませんでしたけどね。だってご飯食べてから行ったんだから
おなかいっぱいだったし。しかも昨夜は私のお得意料理の1つ「親子どんぶり」だったから
山盛り食べていったし。
(そんなジマンするほどのもんじゃないですけどもね^^;へへっっ)
ラップがなかったわけではなく、ちゃんといつものところに置いてあったのに・・・・
アタマの中、どうなってるんかわからんこと最近ますます多いです・・・(泣泣怒)
せめて、せめてね、「ちょっと待って!」と「それはやめて!!」だけでも
通じたらかなりラクになると思うんですけど・・・・・
それができないから認知症か・・・・