2日から4泊5日で仙台に住む息子夫婦の新居を訪問しました。
仙台は2度目、そして今回はあの東日本大震災から3カ月半、あの風景は、あの土地は
一体どうなっているのやら・・・。
不安と期待と入り混じったフクザツな思いを抱えての旅となりました。
仙台は2度目、そして今回はあの東日本大震災から3カ月半、あの風景は、あの土地は
一体どうなっているのやら・・・。
不安と期待と入り混じったフクザツな思いを抱えての旅となりました。
2日午後、仙台上空は曇っていました。
「ただいまより着陸いたします」のアナウンスの後、分厚い雲を突き抜けて目の前に広がったのは
どんよりとした海とすべて陸のほうに向かって倒れている木々、そして滑走路でした。
他の飛行機の姿も見えず、しーーんと静まり返っていて活気もなく、
ブルドーザーなどの重機と、工事に携わる人たちしか見えません。
飛行機をおりるとバスが待っていて、みんなそのバスに乗り込み空港棟へ向かいました。
「ただいまより着陸いたします」のアナウンスの後、分厚い雲を突き抜けて目の前に広がったのは
どんよりとした海とすべて陸のほうに向かって倒れている木々、そして滑走路でした。
他の飛行機の姿も見えず、しーーんと静まり返っていて活気もなく、
ブルドーザーなどの重機と、工事に携わる人たちしか見えません。
飛行機をおりるとバスが待っていて、みんなそのバスに乗り込み空港棟へ向かいました。
中は節電のせいか暗くて、狭くて、売店もなく、ここがあの仙台空港??
なんかあまり写真を撮れる雰囲気じゃなかったんで1枚だけ^^;
トイレはこんなふうにベニヤ板で囲まれた仮設・・・
中はきれいなちゃんとしたおトイレでしたけど・・・
なんかあまり写真を撮れる雰囲気じゃなかったんで1枚だけ^^;
トイレはこんなふうにベニヤ板で囲まれた仮設・・・
中はきれいなちゃんとしたおトイレでしたけど・・・

空港から仙台市内へは、以前来たときは「空港アクセス鉄道」という鉄道が走っていたのですが、
現在はまだ不通・・・
空港からは代行バスが出ていて、仙台行きと名取行きがあります。
私はJRの某駅で息子と待ち合わせをしていたので、名取へ向かうことにしました。
現在はまだ不通・・・
空港からは代行バスが出ていて、仙台行きと名取行きがあります。
私はJRの某駅で息子と待ち合わせをしていたので、名取へ向かうことにしました。
空港から名取へは津波被害の真っただ中を走っていく感じでした。
もともと何もないところだったと思うのですが、「もともと何もない」から「今何もない」のではなく、
「何もなかった」ところだけど「何もかもなくなっちゃっている」というのはちょっとチガウ・・・
ってわかりますか??すみません。表現がへたくそで・・・。
でもホントに何もないんです。
モノがないだけでなく「色」もない荒涼とした風景が広がるばかり・・・。
家がぽつんとあっても、1階は何もなかったり、田んぼ(?)の中に壊れたクルマが放置された
ままだったり、家の土台だけが残っていたり、ときどきがれきの山があったり、
壊れた車が山積みになっていたり・・・
もともと何もないところだったと思うのですが、「もともと何もない」から「今何もない」のではなく、
「何もなかった」ところだけど「何もかもなくなっちゃっている」というのはちょっとチガウ・・・
ってわかりますか??すみません。表現がへたくそで・・・。
でもホントに何もないんです。
モノがないだけでなく「色」もない荒涼とした風景が広がるばかり・・・。
家がぽつんとあっても、1階は何もなかったり、田んぼ(?)の中に壊れたクルマが放置された
ままだったり、家の土台だけが残っていたり、ときどきがれきの山があったり、
壊れた車が山積みになっていたり・・・



TV映像で何度も何度も見た光景でしたが、実際に身を置いて見た現実は全然違いました。
津波の威力のあまりのすごさに言葉もありませんでした。
残った松の木も茶色くなってしまっているし、いつかもとに戻る日は来るんだろうか・・・。
涙が出ました。
津波の威力のあまりのすごさに言葉もありませんでした。
残った松の木も茶色くなってしまっているし、いつかもとに戻る日は来るんだろうか・・・。
涙が出ました。
(続く)