風が強く吹いている | びぼうろ区

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私は箱根駅伝が大好きです。


それはおじいちゃんの影響が大きくて、

おじいちゃんは現在76歳。

30代からずっと、

雨の日も…、

雪の日も…、

毎朝10キロ以上ジョギングを欠かしませんでした。


そんなとっても意志の強いおじいちゃん、

2月~膵炎で入院していまして、

4月末に退院できて一安心と思ったら

またガンが発見され、近いうちに手術を受けます。


私は、県外の大学に通っているので

おじいちゃんと会う機会もあまり無くて…

なんだか、無力感を感じてしまいます。


せめて、いま、わたしにできることを頑張らなくちゃ!



そんなおじいちゃんが

毎年お正月かじりついて見ている箱根駅伝。



お正月から、こんなに長い距離を走れるなんて

すごい人たちだな~と、

ちっちゃい時から何となく一緒に見ていたけど、

毎年感動して、

私の方が箱根駅伝が大好きになっていました。





私が大好きな本。

映画化もされてて、

DVDも初回限定版を買っちゃったくらい、

大好きなお話。




風が強く吹いている/三浦 しをん

 
 
 

ド素人集団で箱根駅伝を目指すというお話で、

箱根駅伝ファンとしてははじめ、

なんてむちゃくちゃな!って思いました。


でもでも、箱根駅伝ファンだからこそ、

やっぱり気になってしまって。

読み始めると、

竹青荘の面々に引き込まれて、

ノンstopで読み終えてしまいました。


このすがすがしさを

少しでも多くの方に知ってもらいたいな。




「箱根の山は蜃気楼ではない。

襷をつないで上っていける、俺たちなら。 」

 
 
 
 

清瀬灰二くんと蔵原走くんは

才能に恵まれ、 走ることを愛しながら、

走ることから見放されかけていたランナー。


奇跡のような出会いから、

二人は無謀にも、

陸上とかけ離れた"寄せ集めのたった十人"で

箱根駅伝に挑みます。

それぞれの「頂点」をめざして。


彼らの走りが

真の「強さ」とは何か、教えてくれる

そんな気がしました。



ハイジは理想的な指導者で、

ハイジの言葉はどれもすごく印象的です。

アオタケの10人は

みんな素敵なセリフを残していってくれて、

どれが1番かは決められないけど、

私がすごく好きなセリフはこれ。



「合格」

by 王子 in 鶴見中継所


><。



読み終えたときには、

心にさわやかな”風が強く吹いている”…!