私の病棟の患者さんは、ほとんどがもう何年いるんだ?っていう人が多い・・
普通は3ヶ月とかで出されることが多いけど、私の病院では、それをしない。
だから、身寄りのない患者さんは、住所が病院になってたりする(笑)
長い入院生活、家族は大変だとは思うけど・・・
これはないって思うことは多々ある。
びりびりに破けたパジャマだったり、カビの生えたタオル、半乾きの洗濯物、ひどい人は、洗濯物を取りにもこない・・・
しかも、着替えもない・・・
熱が出た・・・アイスノン使うのにタオルすらない人・・・しょうがなく病院貸し出しを使うけど・・
何回も連絡をしても持ってこない家族。
家族も生活があるからしょうがないのかもしれないけど・・ひどくないですか???
自分の親ですよ!!
家族ですよ!!
そうかといえば、やたら荷物を持ってきて、しばらく来なくてすむようにする家族。
家族に連絡をしても、着替え、洗濯物を取りに来ないんだったら、貸し出しではなく、レンタルを進めたらいいと思う。
よっぽど綺麗な寝巻きを着れるし、あれがない、これがないって、不自由な思いをしなくてすむ。
ないないって言われる患者さんもかわいそうだ。
家族に気をつかい、病院のスタッフに気をつかい・・・
自分でとりにいけるものならいけるのにって思ってるはず。
一人で面倒見てるわけでもなく、家族がいるなら、誰かしら来れるんじゃないかな~って思ったりする。
昔、あるおばあちゃんの所に、お孫さんが洗濯物を持ってきていた。
そして、長い事はなして、帰って行った。
家族で、おばあちゃんの入院をサポートしている。なんかほほえましかった。
今、家族っていう絆が崩壊しつつあるのかもしれない・・・