かなり長くなっているこのシリーズ。
「いつ終わるん!?」
と苦情!?も来ておりますが…笑
あと2回くらいで、終わる予定です^^;
どうぞお付き合い下さい。
これまでのあらすじ
さてさて。
脱サラし、東京へ戻ってきた私たち。
ちょうど東日本大震災の春でした。
子供たちの幼稚園も新しく決まり、私にも友達が出来(感涙)、とても充実した日々。
この頃は上の2人にも楽しい思い出がいっぱいだったようで、今でもよく話をしています。
私も子供たちの通っていた幼稚園が大好きでした♡
キリスト教系の自由な雰囲気と温かい雰囲気の人たちばかりのところで、母子共に、ほんと~にのんびりと充実した毎日を送っていたのです。
反面、旦那さんの仕事はなんだか雲行きが怪しいな、と思っていました。
家賃収入があるので、働かなくてもいいのですが、できればそれは貯蓄にまわして、別の収入がほしいところ。
旦那も、会社の居場所がなくなったことで、孤独感を感じているようでした。
そんな中、彼なりに考えて仲間と新たなビジネスを始めていました。
「家族一緒の時間が増える」と思っていたのに、毎夜のようにどこかの集まりに顔をだし、金銭面もアップダウンが激くなっていきます。
急にお金が必要になったから、貸してほしい、とか。
逆に生活費を求めると、提示額以上のものがポンとでてきたり。
事業内容をきいても、イマイチぴんと来ないし。
私が知識がなさすぎなのかな?
なんだか雲をつかむ話で大丈夫なのかな?
と、旦那の仕事のことだけは不安に思っていました。
そして、彼だけだんだん覇気がなくなり、食欲もなくなっていくんです…。

けれど、プライベートでは第三子の妊娠、出産があり、幸せの空気に包まれていました。
長男は新しい小学校の2年生になり、第三子は3ヶ月。気分もウキウキする春。
嵐は突然おそってきました!
夜、焦った声で旦那からの電話…
「ダメだ…事業が回らない…多額の負債だけが残る…」
積み重なっていった不安が一気に崩れて押し寄せてきたのです。
つづく