こんにちは!小泉りえです。
これまでのあらすじはこちら↓
そんなやさぐれ妊婦も出産の日を迎えたわけです。
初めてのご対面~
「めっちゃ可愛い!!!」
「普通の子と違う!?まぁそうかもしれないけれど‥すごい可愛い!!なにこれ。かわいすぎる。ε=ヾ(*~▽~)ノ大好き」
むちゃくちゃ可愛い赤ちゃんでした!
この反応に自分でもびっくりなんですが、あんなに恐れていたものが、全部吹き飛びましたね。
体裁とか、負け惜しみとかでは全くなくて、
ほんとに可愛い!!
しっとりと幸せな気分の入院生活でしたが、こっからがまた大変。
病院(形成外科)からは「早めの手術をしたいので、1ヶ月後4000gになったらしましょう」と言われていました。
なので、体重を増やすのが急務。
でも!
口が常にあいた状態なので【吸い辛い】、私の乳は、【でない】 というダブルパンチ。

生まれたときもあと70g少なかったら、保育器だったギリギリライン(もともと体重が少ない)
しかも、寝てる時間が長くミルクの時間になっても起きない子でした。
飲んでる途中で寝ちゃう。
(可愛い 笑)
入院中に一時的に体重が減るんですが、予想以上に減ってしまい、助産師さんからは
「起こして飲ませて下さい」

「栄養があるので、ミルクより母乳を。搾乳してください」
「回数も7回以上あげて下さい!夜も減らさないで!」
との厳重な指示が。
鬼かと思ったw
そっから、体育会系の部活でしたね。
泣く→抱っこしながら→やかんに火を沸かす→冷やしておいた乳を湯煎→飲ませる→起こさないように寝かせる→使ったほ乳瓶洗う→もう一つのほ乳瓶に搾乳
ここまで1時間半から2時間。
ミルクの時間は3時間おき。泣
1時間寝られるか、寝られないか。
で。
赤ちゃんがなかなか飲めないんですよ、たったの30mlを!
寝そうになっているのを、飲め飲めと頑張っているうちに次のミルクの時間っていうのも何回かありましたね。
マジで泣く。

あとは、搾乳を湯煎してるうちに寝ちゃった。とか。泣
(一度湯煎してしまったら、もう捨てないといけません。)
捨てたら、起きた。とか。
ウェーン 

このとき、人間、寝ないと頭がおかしくなると体感しましたw
思考も感情もどんどんネガティブモードになっていくんですよね~。
1ヶ月後、やはり4000gには達しておらず、手術は見送り。
あの熱血体育会系育児を再開しなければいけませんでした。
今思えば、ベビーシッターさんとかにお願いして、昼間は寝た方が断然いいですよね!
(実家でしたが、両親とも昼間は仕事をしていたためワンオペでした。)
もう、無理。
もう、なんにもしたくない。
と、かなりギリギリな精神状態の時にあるお医者様の一言で道が開けます!
「ほ乳瓶の吸い口がよくないかもしれないから、変えてみようか。」
それから、とっかえひっかえ、色んなメーカーのものを試しました。
そしたら、楽にうまく吸えるものが見つかったんです!!!
ヌークというドイツメーカーのもの。
これ作った人、神!!!

ドイツ人、天才!!!

それからは嘘のように飲めるようになり、体重もグングン増えていきました!
月齢が進むにつれ、睡眠時間もとれるように~。アリガタヤ~。
ホントに睡眠大切!
結局、生後3ヶ月になった時に手術を受けられたのでした。
つづく