お待たせしました~!起業までのストーリー、セカンドシーズンです!!
(え、待ってない!?)

最初の転売は失敗に終わったわけですが
物語は一度独身時代へ戻りますね。
学校を卒業したあと、老舗のお菓子屋さんで企画やデザインの仕事をしておりました。
めっちゃくちゃ楽しくて、毎日終電だろうと、もぅ楽しくて楽しくて。
しかし、身体の方が悲鳴をあげ始めておりました。
会社に行こうとすると、身体が動かない。めまいで立ち上がることができない…!
そんな時期に5年程付き合っていた彼と結婚。
「いい加減にどうにかしなさい」という周りからの圧力がすごかったのです 笑
引っ越したのは群馬ののどか~な田舎町。
電車は1時間に1本あるか、ないか。
旦那さんはそこに赴任になっていて、結婚と同時に社員寮へ。
新居(社員寮)は階段しかない3F建てのアパート♡
若干、昭和の名曲!神田川が流れてきそうなシチュエーションですが、若さゆえ?それはそれは仲むつまじく暮らしておりました。
雄大な自然の中で、のんびりと新婚生活を満喫^^。体調も良くなりましたよ~♪
とはいえ。
あまりに暇なので、週2日は東京の会社に行ってました。妊婦になってもw
仕事、好きなんです

で、いよいよ出産!
ですが!ここで問題が
この町から産婦人科まで車で1時間
旦那は朝から夜中まで会社。


え?
陣痛きたら、どうすんの?
つーか、陣痛ってわかるもの?
自分で運転するの? 

あ、近所に1軒だけ産婦人科があったけど、どーーーしてもそこでは産みたくなーーーい!!
もう、これは里帰り出産しかない。と。
もう一つ、大きな懸念ごとがありまして、”産まれてくる赤ちゃんは「口唇裂」という状態”らしい。
↑私もはじめて聞く名前だったのですが、鼻から口にかけて閉じてない状態なんです。
唇が割れている、くっついていないんです。
ググると、ネガティブワード満載で、毎日泣いておりました。
妊娠中というかなりホルモン変化の激しい状況に加え、この大打撃はかな~りやられましたね。
しかも、話し相手がいなかった!
病院でもほとんどフォローないし(大丈夫~!ってだけ)、友達にいったら何言われるかわからない。
実親は「何?どんな状況なの?大丈夫なの?」(こっちがききたいわっ!!)
義親は「神様は越えられない試練は与えないんだよ」と。
↑たぶん励ましで言ってくれたのですが、当時は悲しくて悔しくて。また泣きました。
そんな中、旦那さんは、「大丈夫!絶対大丈夫!」と色々調べてくれたり、ドロッドロの愚痴を聞いてくれたりで、感謝しかないです。
毎日毎日、
「どうなっちゃうんかな~」
「口のところ閉じてくれないかな~」
「産まれました!とかの写メ文化なくなんないかなー」
「はぁ…誰もお見舞いにきてほしくない…ホントに…山にこもりたい…」
「出産について、赤ちゃんについて、何も触れてほしくない」
「私のせいなんかな~、添加物とか環境汚染とか、もっと気にしないといけなかったんかな~」
「可愛いと思えなかったらどうしよう…」
「マジ、ほっといて!!!」
泣 泣 泣 

かなりやさぐれた妊婦でしたね。
しかも「そんなこと思う私のこともすごく嫌い!」
思いっきり負の連鎖の中に身をおいてました。