昨日の曇天から一転、雲一つない秋晴れが広がる気持ちの良い朝ですね。

良いスタートを切られた皆様のお心の内のような空だなぁと、見上げる私まで清々しい気持ちになりました。




おそらく多くのご家庭がそうであるように、ある日、お受験をしよう!と決めてから、お教室選びに始まり、学校研究や日々の勉強、お教室通い、ママ友達との情報戦、願書に面接練習、そのほとんどを、母親である私が必死に必死にこなしていきました。


夫は反対こそしないものの、「信頼」という名の丸投げ。願書も面接練習も、最初は本当に役立たずのデクノボウでした。



ああ、何度ブチ切れたことか。

本末転倒ですが、家庭崩壊の危機も何度も訪れました。



でも、毎晩毎晩真剣に、子供のことだけを考えて辛抱強く(しつこく!笑)話し合いを重ね、お受験かリコンかという究極の2択で追い込みをかけ、ようやくジブンゴト化させていきました。


100以上の想定問答を作る過程で、お互いの価値観のすり合わせをし、ああ、やっぱり私たちは夫婦なんだな、と思える瞬間が何度も訪れるようになり、家族・親としての自覚が強固になっていきました。


そして、あれだけ頼りなかった夫が、面接当日、しっかりと戦略的にリードしてくれるようになり、「家族一丸」という言葉が、しっくりくるようになりました。



面接中もお互いの考えることが手に取るように分かり、それぞれが思いやりを持ってフォローする余裕がありました。

終わった瞬間から、3人で大爆笑。なじり合うのではなく、ツッコミ合って「あー楽しかった」と、学校を去りました。




夫は、今でも熱に浮かされたようにあの日の思い出を語り、「妻のおかげで、家族がチームになれた。そのことだけでお受験は大成功。」と心底嬉しそうに、周囲にお受験を布教して回っています笑



家族が、お互いを信じ合い、支え合い、温かい眼差しで窮地を乗り越えられた、という経験は、我が家にとって、合否如何に関わらず、最高の成功体験となりました。


“家族がワンチームになる”


それこそが、お受験がもたらしてくれたかけがえのない経験であり、家族に一つの柱が生まれた瞬間でもありました。

私たちなら大丈夫。

そんな風に思える家族になれたこと、それが1番嬉しかったお受験の功績です。



あと、娘が「学校楽しい!」って言ってくれるたびに、我が家は「ママのおかげ」と私を称えてくれる図式になったのは良いオマケでございますデレデレデレデレ


私は家事も育児も教育もイニシアチブを取って好きなようにやりたいのですが、やるからには、ガッツリ恩を着せていつまでも称えてもらうのが、ワタシ流、女房関白のすゝめです照れ(タイトル詐欺、内容薄くてすみませーん笑い泣き