結局のところ、何のために子どもに教育を受けさせるか、といえば、社会に出る時の可能性を広げるため、なのかなと思います。
つまり、ザックリまとめれば、良い就職のため、です。
嫁いでくれても、起業してくれても、デビューしてくれても、もちろん先生と呼ばれるお仕事に就いてくれても、何でも良いですが、それらをひっくるめて「就職」と言うことにします。
少なくとも、一定以上の学歴を持った方が、人生ラクです。そして、一部には、ある特定のルートでしかなり得ない職業もあるだろう、と思います。
が、就職ランキング上位の大企業に入ってみて、学歴だけが大きな要素になっているか?と言えば、そうでもないという印象です。
器の大きな会社であればあるほど、その人の能力で物事を見ることができる人が多くなるように思います。
いくつかの企業で就職試験の際、学校名を伏せて募集するのが流行った時期もありましたが、特に問題なく採用できた、と結論が出ていました。
ただ、幸か不幸か、「え?!こんな大学の人が?!」という採用はなかったようで、結局のところ、いつもの学校のラインナップに収まったようです。
なので、概ね六大学以上というのは最低条件になるのかなーという感じですね。
出来るだけ上の学歴が望ましいか?という点においては、大企業の中で出世するための必須条件という感じではない印象です。
その人の実績、コミュニケーション能力、政治力など、様々な要素で評価されるので、あえて学歴までチェックして決める、という場面はないように思います。
もちろん、上述の能力を評価するにあたっては、学閥が役に立つ場面もあるかもしれないですね。でも、必ずしもその学閥が正解の道とは限らないですし…。
「さすが東大!/京大!/オックスフォード!/ハーバード!」または「さすがラサール!/開成!/桜蔭!」あたりはよく聞くヨイショですかね笑
それ以外はあまりに多人数すぎて大差なし、です。
だから、エデュなどで、何だか一生懸命戦ってる「どっちが上か?」みたいな議論は本当に不毛で、ある程度以上の学歴を持ったら、あとは、「何者になるか?」の方がよっぽど重要なのではないかと思います。
使えない東大卒よりデキるMARCH卒の方が良いでしょうし、キレキレの京大卒なら当然よりウェルカムですよね。
ただ、大企業のトップがある水準以上の学歴であるのは確かで、それを下回る学歴の人がなぜか名を連ねている場合、大抵はその人のバックグラウンドに理由があったりしますね。「MARCHのホープ!!」みたいに単純には憧れない方が良いかもしれません![]()
それと、起業をする場合も、学歴は投資家を安心させる良い材料になるので、高いに越したことはないようです。
あらら。
あんまり学歴ばっかにこだわっても意味ないって話にまとめようとしてたけど、結果、学歴は高いに越したことない、って結論になってしまいました。。。![]()
学歴は高ければ高いほど、世の中を渡るのにラクになる部分はあるけれど、ある一定の水準(早慶国立以上、またはMARCH以上)を超えたら、その多少の偏差値の差なんかは競う価値もなく、何を学んだか、何を社会に活かせるか、の方がよっぽど大事だなと思います。
例え東京育ちでも、自身の専攻のためにあえて地方の国立での学びを深めた人は、ただモテそうだから、とゆるーく早慶に入った人よりも、評価される世界はちゃんとあります。
ということで。
結局、いつもと同様、ただのレッテルのために人生賭けるのではなく、自分の頭でモノを考えて生きるために人生を賭けよう。という結論で変わり映えなし、です
笑
ただ、両方を兼ね備えていればそれに越したことはない、というのが真ですね。鶏が先か卵か先か…今回の内容には先に卵ありき、の結論がある気がします。