最近読み始めましたが、地元界隈の話題なので楽しいです。

半分くらいはリアルな感じだけど、作者さん、ご自身のご経験ナシで取材だけで書いてるのでは…?とほのかに感じました。4保…は聞いたことないですねぇ。。皆さん、ありますか??


公園の魔女たち〜幼受の世界〜



小受じゃ遅すぎる、は港区に限らず本当だと思います。単純にお受験人口が増えすぎているから。

幼受(一貫校に限る)は、できるならした方が絶対お得です。試験慣れの意味でも熱意を示すにも。

そして、何事も準備は早いに越したことはないです。



我が家が「お受験」を意識したのは、やはり子供がお腹にいる時からでした。夫側が私立一貫校主義だったので、その選択肢がアリかナシかについて家族ではよく話題になりました。


そして、お教室を意識するようになったのは、娘が1歳になる頃です。行きつけのお店の常連パーティーで出会った可愛らしいママさん。2歳になる手前のお嬢さんがいるご家庭で、女の子ママ同士なのでお話をしていたら「最近お教室やっと入ったんだけど既に出遅れているのアセアセ」と泣きそうな顔で仰っていて…。


都市伝説で聞いていた「妊娠中からお教室のウェイティングをするというのは現実だったのね!!!」と驚愕した瞬間でした。




そこから調べた…のですが、若葉会、枝光会、みこころ、愛育などの所謂お受験園なんて、働きながら通わせるのは明らかに無理なので、即諦めました真顔


でも、保育園に通うたびに見かける制服姿の子供たちと優雅なネイビー族のママたちが羨ましくて羨ましくて…笑い泣き

実父に何度かグチってみたら「幼稚園はファッションじゃないんじゃない?」と嗜められ、そりゃそうだと納得しました笑い泣き

実際、私の周りのお受験幼稚園出身者って、別に何者でもない人いーっぱいいますしね笑(子供じゃなく親世代ね)。



そもそも、名門お受験幼稚園と保育園の差が正直私には見えないままだし、むしろ保育園の方が体力も自立心も生活習慣も対人能力も育つんじゃないかなぁと今でも思います。


そして、私の勤務先はワーママ×お受験の勝者ばかりですが、皆、保育園または延長保育のある幼稚園に預けていて、所謂お受験園に拘っていないことからも、出身園と合否の関連性はそこまで高くないのでは?と思います。


銀座の宝くじ売り場とか、ジャック広尾とかと同じですよね。属性の良い人が多く集まるから勝率が高い、ただそれだけかと。

ま、親の見栄の世界ですね。公園で、名門園帰りの母子のお集まりを覗き見るのが密かな趣味でした笑



そして、“個人のお教室”の門ももちろん叩きました。年少下(2-3歳)の時期です。

私は逆に、2話の「ほうか会」のような雰囲気をイメージして、恐々としながら問い合わせましたが、全くの一見さん相手でもお優しかったです。

授業も4話のお教室風景そのもので、こちらにお世話になりたい!!!!って心底思いましたが、参観型ではなかったのと、お値段的にはジャックの倍くらいしたので、不透明なお包みのことを考えると我が家のお財布事情に合わないなぁと思い、年長になっても空きがあればお願いしたいです、とお伝えしました。


体験・見学もしたのに入塾しない時点で、ご遠慮になりそうですけど、それならそれで、他にいくらでも塾はありますからねぇ。


実際、とても良心的なお教室で、娘の幼受結果に関し、当初の希望通り小受をするかを迷っていること(=入塾希望)を相談したら「良い学校なのでぜひご進学なさってみて。通ってみて合わないなと思ったら、闇受験もお手伝いするわグラサン」と背中を押してくださいました。

東カレのような胡散臭さは全くありませんでしたね。胡散臭いと思ったら、絶対行かない方が良いです。あるいは、利用する、という心の強さを持ち、周りに振り回されないことですね。



それにしても、お受験界隈や私立校界隈では、この主人公のような方をよくお見かけますが…みすみすカモになってはいけませんよ、皆様おいで

故郷を持つ友を羨ましく思うばかりの私は、“地方出身者”の気持ちは分からないのですが、そんなに肩身が狭いものなのでしょうか。



十分な入塾金とお月謝をお支払いしているのだから、基本お包みはゼロと割り切りましょう。属性と成績さえ良ければ、お教室側が手放したくないはずですから。



私自身、第一希望に合格した暁には御礼の気持ちを包むつもりではいましたけど、幼受に関して一切お教室にはお世話になっていないので、菓子折り+面接記録(情報)をお渡ししただけです。

合格実績に名を残しただけで十分以上の価値提供していますし。


お金を包むなら、未知ではなく、未来に投資する方が断然良いです。

謎の塾長の脱税に加担しようとしているそのお金通うことになった学校に積んだ方がはるかに子供のためだと思います。



お受験に限らず、人に選別される場面において、自分の意に染まないことに対して、

「こちらから願い下げ」

という意識は大切。一度曲げたら、その後も曲げ続けることになってしまいます。


そして、夫・祖父の冷静な目の方が大抵正しい。

なぜなら、結局学校を経営しているのは男たちだから。面接官が女性だとしても、お教室が女の世界だとしても、お受験そのものが女の世界な訳ではないからです。


加熱しすぎて、近視眼的になった時、ママは、パパときちんと会話をした方が良いです。面倒臭がらせたり屈服させたりするのではなく!笑い泣き


それこそが、学校の求める「良い家族」の在り姿の真の意味だと思います。



つづく。