ゆるーく始めた妊活でしたが、意外と授からない。。
安物のせいか排卵検査薬がうまく反応しないし、産婦人科に通うタイミングも難しくて、排卵日がはっきり分からない。
毎回生理前はリセットが怖くて情緒不安定になるし、生理が来ると落ち込むし、排卵痛以降は検索魔になるし…1ヶ月のうち、情緒が安定してるのは生理後の1週間くらいだけ、という状況が半年くらい続きました。
何度、想像妊娠のせいで生理が遅れたことか![]()
2人目だし30代半ばだし、ということで、さっさと切り替えようと、ご近所の不妊外来の門を叩いてみました。
コロナ禍で空いていると思ったら大間違い。
たくさんの女性がひしめき合っていて、日の入らない暗い待合室がギュウギュウ詰めで…本当に涙が出てしまいました。
コロナ初期、未知の病を恐れて、皆が家から出られなくなっているような時期に、きっと内心怖くてたまらないだろうに、赤ちゃんに会いたい一心で通う未来のお母さん達。
私のようなゆるい2人目不妊疑いがご近所着で来てしまったことが、申し訳なくて居た堪れなくて…本当に辛かった。
悪いことをしているわけじゃないのだけど、あの空間においては、私の存在そのものが悪だと感じました。
私は、小さい頃から、子供を持つことが将来の夢だったから、万一、自分が不妊だったらというのは結婚前に散々考えたし、20代のうちにブライダルチェックを済ませ、卵子凍結も検討していました。
欲しいのに授からない怖さや辛さは想像に難くないからこそ、何の苦労もなく1人目を授かった自分がそこにいることが悲しかったし、消えたかった。。
とはいえ、私も2人目不妊の可能性あり、もはや他人事ではありません。
1回目はAMH検査からスタートしました。
チラッと産み分けについて相談すると、「うちは全く対応しませんが、良いですか?」と冷たくあしらわれました![]()
とはいえ、卵胞チェックは当然あるので、2回目の予約を概ね排卵日直前にして、準備万端![]()
いざ、排卵日を予測してもらおうと勇んで2回目の通院日を迎えると…
先生「あ、排卵終わってるね」
…なんですと![]()
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私「予定日より1週間くらい前のつもりだったのですが…いつ排卵されたのでしょうか」
先生「うーん、そうだね、いつとは正確に言えないけど、昨日、という感じではないよ。この数日間のうちにされた感じだね。」
なななんと。。。
まだ余裕あると思って、普段レスなのに珍しく盛り上がってしまったのが3日前のこと…。。。
もしや、排卵日ドンピシャなのでは。。。。![]()
…なんてね、そんな都合良い話ないか![]()
まずは、AMHの数値が20代前半
と言われたのが嬉しくてルンルンで帰宅しました。
もちろん恒例のフライング検査もしましたが完全白紙![]()
やっぱりそう上手くいかないよねーと、珍しくソワソワ期も短く穏やかな気持ちでした。
しかしその3日後、朝起きた途端に娘が、
「ママ、おめでとう!赤ちゃん来たよ
」
とビックリ発言![]()
いや、でも真っ白だったし!
最近、娘に「赤ちゃん来たかな?」って聞きすぎて気を遣わせちゃったかな
と思い、聞き流しました。
ただその夜は、夫とお酒を飲みたい気持ちだったので、スーパーのついでに検査薬を買い、スッキリしてから飲もう〜
と、こっそりお手洗いに行って試したところ…
「おしっこ!!!」
と娘が入ってきて、慌てて検査薬を隠し、娘を手伝う![]()
娘が手を洗ってる時に、サッと検査薬を見てみたところ…![]()
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「えっと…。
赤ちゃん、来ました。」
呆然とする私。
「え?!赤ちゃんどこ?!」
混乱する娘。
「調べてたの?!やったーーーーーーー!!!」
喜ぶ夫。
おトイレ前のシュールな家族劇でした![]()
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あの…産み分け…とは。。。。
あんなに色々調べたのに、病院にもお金注ぎ込んだのに、
結局夫の希望通り、運命に身を任せた、あまりに自然な妊娠と相成りました。