アメリカ人は,ボードゲームをよくやる。


お茶や食事の後に友人や子ども達とボードゲームをするだけでなく,ゲームだけをするシニアの集まりもあり良い社交の場になっている。


ゲームには,カードテーブルと呼ばれる正方形の台面の折りたたみのテーブルを使う。大概のうちにはこれがあり(私の身の回りでは),スチール製の枠にビニール張りの台面で軽く持ち運びしやすい。  


日本では,将棋や囲碁を除いて大人のみでゲームをするという考えがなかった。アメリカではブリッジや麻雀,中東のすごろく(バックギャモン)にスクラブル。モノポリーもご当地ものがいろいろ。図書館のテーブルにはチェス,カフェの棚にはいろんなボードゲームが置いてあり,自由に使って良い。渡米当初は,カフェで大人がサイコロを転がしてすごろくやらトランプやらをやっているのを見て驚いたものだ。


うちにもいくつかボードゲームがある。渡米当初は夫とよくチェスをやっていたが,全勝全敗...久しぶりにやってみるか。


友人の家に行っても,ドミノやマンカラ,ブロックス(blokus),コネクト4,オペレーション...いろんなゲームが出てくる。昨年はトランプのユーカー(euchre)に人数が足りないということで駆り出された。


クリスマス頃からご近所でブームになっているのが,ラミィキューブ(Rummikub)。

これはハマります。タイルの数字も大きくプリントされているし,色も4色のみなのでわかりやすい。


ナント,元旦に出かけていたら隣人からお誘いの電話の伝言メッセージが入っていた。元旦の昼間からラミィキューブ!


ボードゲームは子どものものだけではない。ルールも簡単で短時間で終わるものも多い。ゲーム自体も安価でバラエティに富み,参加人数にも柔軟性があり,何より気軽にできる。


一人自宅で脳パズルブックをやるよりも,身なりを整えて外に出かけたり人を招いたりして頭も心も使うことが大事だと思う。