夫が好きなドルマ(Dolma)。中東の家庭料理の代表的なもので,通称グレープリーフ(ブドウの葉っぱ)。
簡単に言うと,具を混ぜた米をブドウの葉っぱでくるんで炊いたものです。ひと口サイズのブドウの葉でも手間がかかりそうだけど,玉ねぎの薄皮を1枚ずつはがして包み,これはかなり手間暇がかかる...。
でも,加工食品の稲荷皮とかではなく,一つひとつ大きさが異なる自然の葉に包むのは,何かいいなぁ。
これをホームパーティ時には,相撲部屋のような大鍋に数百個作ってあります。一体何時間かかるのか?日本食の比ではなかろう...ま,炊く前に冷凍しておけるので,まとめて作っているんでしょうが...。
こちらはクリスマスに親戚が作って持って来てくれたドルマで...

鍋(Greenpan/いろんな米が炊ける炊飯用)に,水・レモン汁・オリーブオイルを入れて,汁が無くなるまで煮詰めて炊き上げます。初めは強火で徐々に火力を弱めていき,1時間近く加熱。蓋をしたまま蒸らし,冷ましてから冷蔵庫へ。翌日の方が味が馴染んでおいしく,一週間ほど保存できます。
夫用にお惣菜のドルマをたまに買っていると親戚に話すと非常に驚かれた。手間暇かかるので結構なお値段。「簡単なのよ。うちでは夫や子ども達の家族が食べるので作っている。一人で作れるように教えるわよ」と。
ありがたく,親戚宅に習いに行くことにしました。