ケールの青虫取りが大変になってきて...ネットを買いにホームセンター(Home Depot)へ。店員さんに尋ねると,「チョウチョ?シカ除けのネットならあるわよ」と言われた。裏のテラスに上がって来るのはシマリスだけで,たまに芽を掘り返したり植木鉢の隙間を通り抜けたりして遊んでいるくらい。食べたりはしない。


仕方なく,鳥除け用のネットの一番小さいもの(14✕14フィート=4.26m四方/Vigoro bird block netting/インド製/$9.98)を購入。早速裏庭で作業をしようとしていたら隣人がやって来た(7/30)。ケールを3枚ほどあげると...「こんなにたくさんあるのにお宅だけで食べるつもり?もっとちょうだい」とな。虫食いのないキレイで大きいケールを全部,パセリ,ネギ,バジル,ミニトマト...とどっさりあげた。


ネットをかけるのを手伝うと言うんだが...「白いチョウチョ(cabbage butterflies)が来る?白いチョウは全部蛾よ」。ナント!日本の小学校の理科で一番最初に習うのは,モンシロチョウではなかったか?

ケールの葉に触れるようにかぶせると言う。「モンシロチョウが産卵するから,葉っぱから離してかける」と言ってみたものの,通じなかったようで...。

両端をミニトマトの支柱に引っ掛けて,後は植木鉢の重しを置いた。

とにかくせっかちな人で,いつもさあ早くまだなのと急かさせる。慌てずキレイに張りたいのにね。とりあえず,ありがとうとお礼を述べ作業を終了し,後でかけ直した。
網をくぐって中に入る...子どもの頃に蚊帳を張って寝ていたワクワク感を思い出した。梁に蚊帳の四隅を引っ掛けて,祖母が腰を伸ばしながら蚊帳を張ってくれた。めくっては出たり入ったりして布団にジャンプ。姉や弟とキャンプのテントだと言い合ってホントに楽しかった。二段ベッド用の蚊帳もあったような気がする。

不便な生活ではあったけれど,茶葉を摘んでお茶を作ったり山水で沸かした五右衛門風呂に入ったり...自然と身近に暮らしていて豊かな日々だったと思う。お茶を大釜で炒った時の香りや,お風呂のお湯の匂いは今も覚えている。

とりあえず,これは応急処置で...手入れがしやすいように後でまたネットをかけ直す。モンシロチョウが何度も近くまでやって来たが,諦めて去って行った。

ネットかけ(7/30)をして,害虫の数は22(7/31),17(8/1),5(8/2),3(8/3)と激減。効果絶大である!

...と,昨日(8/4)青虫2匹を見つけてこれで終わりかもと思っていたら,モンシロチョウがやって来た。中に入れず,網の周りをくるくると飛んだ後,何かを訴えるように私の周りもひらひらと。そして,ナントすっと中に入っていくではないか。その後もまた同じことが...。

週末に来る親戚にあげることになっているのに。

車庫の隅っこにあった木材を組み合わせて作ったのがこれ。
何の木材かわからないが,ちょうど穴が4つ空いていて,そこに丸棒を差し込んだ。

ネットを二重にしようとがんばったが,絡まりまくって汗だくに...。

今朝は青虫一匹。網の目が大きいとは言え,しないよりははるかにマシである。

しかし,昨夜,敗北宣言。...アマゾンでメッシュ(ポップアップ折り畳み式)を購入。今日中に届くらしい。