16年前くらいに作ったカードをリメイク。こちらも飛び出すカードです。

当時,ダイカットはSpellbindersとSizzix社くらいしかなく,デザインも種類も少なかった。そして,ダサかった。よって,カード作りはボーダーパンチが主流で,スタンプのフレーズにリボンをプラスするのが定番でした。
 

閉じたところ。

フロントのストライプ模様は,昔買った紙パックに入っていました。カード本体のためではなく,箱を量産するために購入。グリッターがついているように見えますが,ナント印刷されたもの。安かろう悪かろうですが,惜しみなく使えるという点では紙パックもありです。
 

去年リメイクしたカード。  

古くなったカードフロントを使ってリメイクすることは,失敗作をどう直していくかの作業に似ています。


良い見本を真似るのもいいけれど,批判的な目で見て修正する方がむしろ大事だと思っています。カード作りは学校で先生に厳しく教わるわけでもなく,免許や資格もないので(民間のメーカーが出しているのは誰でも取得できる),自分ではおかしい点に気づかない。


何においてもそうでしょうが,自分はスゴイ,みんなにほめられる,と言う人は自分の足りないところに気がついていない。耳の痛いことでも,はっきり指摘してくれる人がいる方が次の作品につながると思います。