バイエルン地方はロッテンブーフ(Rottenbuch)に滞在。ホリデーハウスの隣は教会で,裏の森は散歩道になっていたので散策。

森に入ると散歩道は2つに分かれていた。右はMoos /Schweinburgへ続くらしい。
フウロ(風露/Herb robert)。
ラムソン(クマニラ・クマネギ/Wild Leek)。
オドリコソウ(踊子草)。
赤紫色の花はカッコウセンノウ(郭公仙翁/Silence flos-cuculi)。
英語ではragged-robinとよぶそうで...raggedはボロボロの, robinはコマドリで,「ボロボロのコマドリ」。隣の黄色の花はセイヨウミヤコグサ。

こちらはキンポウゲ(buttercup)とアカツメクサの組み合わせ。小石の感じもいい。
レッドキャンピオン(Red campion)。
花びらがハート。葉も茎も赤紫色!

色の異なる花が隣り合って咲いているが,この小道には人の手がどれくらい入っているのだろう。
ミシガンでも5月からいろんな草花を見かける。Roadside flowers,道端の花。数年前,車が少ない時に降りて摘んだことがあり,家に持ち帰って図書館で借りた本で名前を調べた。すぐにしおれたし,毒性植物もあるようなので,車窓から眺めるにとどめている。

植物学者が主人公の朝ドラ「らんまん」は今週まで。植物の知識があれば,ドイツのBUGAでも見る楽しみや気づきも大きかったろう。

小鳥のさえずりや教会の鐘の音,その他に音はない。空気の澄んだ,ぜいたくな朝の時間だった。