「マツコの知らない世界」でおもしろかったのはアジサイをテーマにした回。日本でも「オシャレ花屋はハイドレンジア(hydrangea)」とカタカナで表記していうところがあるそうで,マツコが毒づいていた。というのも,アジサイは元々日本の花だから。わざわざ英語にしてわかりにくくしているわけだが,カタカナで響きが素敵!ということで販売促進になるんだろう。

 

去年までは花のカードはほとんど作っていない。理由の一つは簡単じゃないから...。日本の子ども達にも馴染みがあるのはチューリップやアサガオ,ヒマワリ。誰でも知っていると思われれるのは,梅,桜,菊,コスモス,ユリ,バラ,カーネーション,タンポポ,スミレなど。カレンダーの6月の花と言えばアジサイだが,折り紙の花のイメージが強く,注意しないと子ども向けの工作感満載のカードになってしまう。

 

1年ほど前だったか,JoAnnでアジサイの柄紙(BoBunny/両面プリント)を購入した。

これはキレイ!!安っぽくない。

よく花をテーマにしているアメリカ人のカード作家さん(Impression Obsession)がいる。デザインももちろん素敵だが,細かいパーツが多くその根気たるや。プロフィールを見たら,実家が生花店を営んでいたとあった。花の知識だけでなく,色の合わせ方や花への愛情も感じられたので,納得。 

もう一人(ドイツ在住のクラフター/Spellbinders)は,色の選び方が秀逸。リアルな花ではなく,デザイン性が高くスタイリッシュ。

 

この辺にもアジサイはよく植えてある。日本のような紫系ではなく,よく見るのは白。毎年大きな花を咲かせ結構重くなるので,近所のお宅には支柱を貸していた。親戚の人からは,「シカが食べるのでいろんな花は植えられないけれど,アジサイは無事だった。去年咲かなかったんだけど,秋になって全部切ったから?」と聞かれた。そう,多年草のアジサイだけど枯れても切ってはいけない。そのうち北風に飛ばされていく。


今年は,いろいろ花のカードにチャレンジと思っている。好きなクラフターさんのテイストを参考にしているが,難しい!!