去年贈ったバースデーカードは,合計24枚だった。
今年の目標枚数は...50枚!年末に3人,今年に入ってから既に7人に誕生日を尋ねた。約40枚は親戚や友人向けにして,残り(10枚程度)は施設への寄付にしようと思っている。
年末に,日本でお世話になった方のお母様が内閣総理大臣から百寿のお祝いを贈られたそうだ。数えで100なら誕生日はまだかもと思い,ろうそく100本のバースデーカードを贈りたいと申し出た。
すると...「母は自分は88歳だと思ってるのよ。100歳おめでとうとみんなが言っても,『嘘ばっかり』と言って信じてない。そういう訳で,100歳のバースデーカードはお断りするしかないのよ」と。
加えて,長生きを恥ずかしく思ってらっしゃるとのこと。確かに,昔はそういう考えもあったような...。
受け取る方にもいろんな事情がある。誰もが喜ぶ訳ではない。例え,SNS上で嬉しかったと言われても。
でも,自分が置かれた状況がどうであろうと,誕生日はその人だけの記念日。クリスマスカードや結婚記念日のカードをもらうのとは訳が違う。「年を取るだけの日」,「誰も何も言ってくれない日」というネガティブな日であって欲しくない。
贈る相手一人ひとりに思いを馳せて,心をあっためるようなバースデーカードを贈りたい。