折り紙のクリスマスカードです。

何と,ちょうど10年前の,2012年の11月に作ったカード。10年前!初めてアメリカで外国人を対象にしたクラスでした。

 

教会とモミの木。ポイントは,キレイな色の折り紙を選ぶこと。原色や蛍光色を選んだらオワリ...。特に教会の色は重要だと思います。

 

それにしても,10年前ですからスノーフレークもスカラップも全部パンチで作っている。ダイ自体がそんなに売られてなくて,あるのはSpellbindersかSizzix(業務用)。ちーっともかわいくなかった。その頃のカードは,波バサミ・パンチ・リボン・スタンプ・エンボスが主流でしたね。     

 

当時はNorthvilleで日本語のクラスを持っていて,アメリカ人のオーナーにペーパークラフトを教えたらと言われて始めたのがクラフトクラス。「英語も欧米の文化もよくわかっていない日本人から,クリスマスカードの作り方を習いたいアメリカ人がいるのか?」という疑問があって,折り紙を交ぜました。

 

さらに,日本人を対象に広げるに当たっては,「アメリカのセンスや英語に直に触れられるのに,日本人からクリスマスカードの作り方を習いたい日本人はいるのか」という疑問。どうにか2013年からは毎週金曜日にクラフトクラスを始め,その後ペーパークラフト専門店Scrappy Chicで月に2度のペースで教えるように。折り紙は,タンスの肥やしを消費すべく,Make it Take itというちょっと立ち寄って作ってもらうコーナーで教えました。

 

折り紙...最近は全くペーパークラフトに取り入れていないなぁ。何しろ大量にあるので,活用法を考えてみないといけません。そういえば,クラフトショーで隣のブースに出店していた人が,kusudama ornaments(くす玉オーナメント)というのを作って販売していました。球形につなげたポインセチアのような折り紙の中央の空洞に,クリスマスのオーナメントを入れた大きな飾りで,自分で考えたのだとか。折り紙もアメリカ風にアレンジすれば受け入れられるし,アイデアをひねり出すのも楽しいですね。