ようやく一昨日(9月14日),トマト(beafsteak/ビーフステーキ)を初収穫。重さは246gでずっしり。夫はリンゴみたいに大きいと驚いていたが,確かに。1ポンド(約450g)にまでも生長するトマトもあるんだとか!
この一箇所に大きな実が4つもひしめき合っている。間違って違う茎を切らないように注意注意。この品種は皮が薄いため裂けたり形もいびつだったりするらしい。緑のトマトなんか,輪ゴムで真ん中をギュッと縛られたようで半分は赤い実だ。
食料品店でトマトを見ても,「今年はうちのを食べる!」と買わずに,もらい物でしのいだ甲斐あり。
苗を買ったのは,7月2日($1/Home Depotのセール品)。栽培の失敗には慣れているので,実がつかなくても「初めてだから育てる過程を楽しませてもらった」...ということでよしとしようと思っていたが。
茎も太く葉は生い茂り花が咲いてもなかなか実がつかず,枯れ落ちてたり。「たった4つのために2か月以上も毎日水やりをするのはどうなのか」と期待もしぼんでいた。ところが,収穫時にいろんな角度からよくよく見ると,大小10個もなっているではないか!
昨日の夕食のサラダに入れた。甘くてビックリ!!!ただ甘いのではなく,味が濃くてまろやかでジューシー。皮も薄くてクリーミーでとろける。アメリカでトマトは果物に分類されることが多いが,納得。当たり前のことを言ってるようだが,ホントにトマト本来の味がした。ひいき目ながら,夫も「こんなにおいしいトマトは初めて!」と喜んでいた。
渡米した頃,日本人の知人が「アメリカのトマトもニンジンも全部紙の味がする」と言っていた(笑)。どれも味がしないし,細かく刻んだモノを目をつぶって食べればどの野菜かわからないと思う。
来年は,収穫が早く食べやすいミニトマトにしようかと思っていたが,撤回。この肉厚&ジューシーは大きなトマトでしか味わえない。食べごたえもある。セールなんか待たずに,遅くとも6月中旬には苗を買うのがよい。
来週から気温が低くなるようで…寒くなる前に全部収穫できればいい。