1週間前,3日間(9/8~9/10)のガレージセール(の手伝い)が終わった。

何しろお隣なので,朝から片手にコーヒーカップ,手作りの肩掛けバッグにクロワッサンとバナナを入れて出かけた。お手洗い等にちょこちょこ家に戻って,8:30AM~4:00PMまでほぼずっと隣のガレージで過ごした。 

 

最終日の土曜は,手伝いの友人はお葬式に,娘さんも運転の用事,私も午後からはクラフトクラスを受講する予定だったため,家主一人で店番に。しかも,3時頃には天気も崩れるという予報(幸い,パラついた程度で3日間気持ちの良い日差しであった)。

 

そういうわけで,家主に先に昼食を取るように促すと,「残り物の七面鳥とトマトがあるからサンドイッチにする」と言うので,そんならとうちの裏庭に行ってレタスを取って来た。すぐに洗ってきて,彼女は店番をしながらサンドイッチを食べた。究極のフレッシュさ! 

 

ガレージセール終了の4時前にはクラフトクラスから帰る予定だったが,隣に座っていたお年寄りの二人組の生徒さんがうまくできずに困っていて...自分のを作る前に手伝っていると,帰りがすっかり遅くなった。講師でもないのにおせっかいではあるが,講師はオンラインも同時進行で,他の生徒の支援で忙しそうだったから。受講する人には,社交の場やクラフトの楽しさを失って欲しくないと思う。助けてと言わなくても,手を差し伸べてくれる誰かがいるとわかっている社会であって欲しい。 

 

さて。ガレージセールを通してつくづく思ったのは,人(自分も含め)は要らないモノをよく買うなあ!ということ。どうしてこんな物を捨てずに取っておいたのかもわからないし,これを買う?という物が売れたり。洋服はサイズもよく確かめていないし,スマホカバーは「フィットするかわからないけど,25セントだから2つ買うわ」とか。要らんやろ!

 

季節の飾りモノはもちろんだが,人気が高かったのはなんといっても靴。10足以上もあったスニーカーは完売。大量のコーヒー用タンブラーも,ミニポシェットやバックパック等のバッグ類も野球帽もほぼ飛ぶように売れた。ボロボロに見えたが,激安価格だったからか。そして,何故か,馬の絵の額縁は人気があった。麻紐で編んだだけのざっくり素朴なランチマットも20枚以上あったが,これもあっという間に完売。

 

逆に誰も関心を寄せなかったのは,テーブルランプ。モスグリーンと茶系の上品なランプ二つだが,これは古臭い色なのだそう。確かに,ここ数年の流行りの色は薄いグレーのようで。布製品(クッション・テーブルクロス・テーブルランナー・ベッドカバー・クリスマスツリーのスカート類)は全くと言っていいほど売れず。布製のランチマットも然り。靴やタンブラー,短パンは買うのだから,衛生が問題って訳でもはなさそうだし…うーん。

 

隣人はモノがかなり減ったが,うちには逆にモノが増えまくった。売る物を整理しながらじっと見ていたらその不用品を欲しいと思われて,うちの玄関先に置いてくれてたり持って行け,あなたには必要だとかと渡されたりで...。花瓶(4つ)・ワイン入れ・バスケットかご・テープ・シール・スクラップブッキング用の柄紙パックと仕切り付きコンテナ(2個)等。月曜に片付けに行った際に,また洋服を二着も頂いてしまった。

 

もらったクッション(4つ)やブドウの飾り,葉っぱのオーナメントは,そのまま使うのではなく,リメイクする予定だ。

 

25セントや無料コーナーの物もたくさんある中,3日間の売り上げは600ドルを超えた。以前なら1日500ドルは行くというのがガレージセールらしく,金額的にはいま一つであったが,目的の不用品の処分はまあ達成したとのこと。


初日の午前中はまだ値札付けが終わっていなかったのが悔やまれる。初日が肝心だと痛感した。ただ,次々と新しい物も追加したので,2日や3日連続で来たお客さんも数名。 

 

2日後の月曜日に,うちでお疲れ様会の夕食会にアメリカ人を二人招いて終了。お互い,ガレージセールにかかりっきりで家の中が散らかっているんだよねーこれから室内の掃除,と言いながら。