うちの隣の庭に咲いているコモンミルクウィード(common milkweed/オオトウワタ)。たわわについた袋果を見た夫の従兄が,「これってフルーツ?」と。

全部刈り取られた後に一個落ちていたので,拾った。ラッキー!大きく14cmほどもあり,確かにこれを見れば果物に見えるかも。後で観察しようと思ってパティオのテーブルに置きっぱなしにしていたら,窓を閉めようとした夫が「バナナがあるけど」と。やはり果物に見えるのか(笑)。   
 
葉っぱと花はこちら。

茎丈は160cmくらいあってがっしりしているが風に弱いので,大雨が打ち付けようものならバッタリと倒れる。支柱が必要だ。

 

袋果は触るとふわふわ。トウワタ(唐綿)という名前からして,コットン綿みたいなのが入っていると思ってずっと気になっていたが,ついに開ける時。ドキドキ…

オープン!ウロコ状の模様!びっしり!綿状のモノを予想していたので,開けた瞬間は気持ち悪かった。スイカの種のような大きさと形状だ。取り出してみると,繊維状のふわふわの毛が詰まっていた。
開いたものをパティオのテーブルにまた放置していたら,「カビが生えた何かがある!」と夫。
 
それにしても,よくこんなにきれいな模様になったものだ。この袋果ができるまでの過程は観察しなかったのが惜しまれる。検索してみると,この後枯れて実が割れてタンポポのように種が飛ぶらしい(増えなくていいが)。