種から育てたジニア(百日草)。この画像は随分前のだが,9月15日の今はますます花盛りに。9月に入って枯れる花が出てきたが,それでもツボミはまだいっぱいついている。どんどん切って人にあげているんだが,追いつかないほどの咲きっぷり。一本から20~40個は花が咲くのだろう。全部で60本あるので,1800個とか!?たった一袋の種からすごい数だ。

赤茶色のプランター(2つ)は隣人から借りたもの。左下のオレンジがかった鮮やかな朱色の花は小ぶりだが,神社の鳥居のようで厳か。黄色はマリーゴールドみたい。

こちらはすべてピンク系。といっても,花の形状がそれぞれ異なっていて見応えがある。右端の花はちょっと変わっていて花びらの先が円くなくてザクッと切りっぱなしにしたみたい。

微妙な赤みがかった黄色で,枯れたようなくすみ加減も花びらのつき方も良い。色も不規則で,乾燥したワラみたい。

右下のピンクはこんもりとした球状で,くるんとカールした花びらの先がかわいい。ピンクのグラデーションもキレイ。

16層くらいある花も!ふわふわでしなやかな手触り。

ローズレッドは深みがあって落ち着いたトーンだ。優しくて温かで…包容力がある。

歯並びの悪そうな不規則な花びらのつき方。この一本だけ,どうしたのだろう?

クリーム色も一本だけ。なんてエレガント!

オレンジもカワイイ!トーンダウンしているのに鮮やかで…この複雑な色よ。

くすんでブラウンがかったピンクの花びらは二層だが,かっちりしていてきれいな形!花芯に小さな黄色の花が並んでいてアクセントに。花芯からまたピンクの花が咲いているのもある。本当に一つひとつ違っていて,見入ってしまう。

柔らかな色と手触り。ウロコのような層は松ぼっくりみたいで,ゴージャス。

ひと袋の種からだが,形状も色も個性的で表情豊か。どれも本当にかわいらしくて美しくて…。この自然の色をしっかり記憶に留めておきたい。うちのテラスを彩ってくれているジニアに,ただひたすら感謝の気持ち。本当にありがとう。