先月の中旬頃だったか,冷凍庫から水漏れがし始めた(3日に一度の頻度で)。
いつもの何でも屋さん(ハンディマン/隣人の息子さん)に電話したら,「ああ,コンプレッサーだろうね。修理?5年の保証期間が過ぎているならもう買い替え時。修理で1,000ドルとか払うより買った方がいい」とつれない返事。前の冷蔵庫の時は2度も来てくれたのに,人手不足と人件費高騰でもはや修理は夢のまた夢なのだ。
仕方なく家電製品店へ。配達は一週間後くらいだろうと高をくくっていたら,まさかの「明朝7時に出発の配達トラックに乗せます」。まぁ早いに越したことはない,明日の午前中は家にいる,しかし。もう夕方なのに,食料の保存に,氷の始末,通路の確保,そして水道ラインを外しておかねばならない。ナント,水道ラインを外して付け直す作業も頼めば,180ドル(約2万5千円)の追加で前日の取り外し作業になるという。当然自分でやると答えた。
壊れた冷蔵庫相手だから,冷蔵庫用の水道の元栓を止めて外すのは問題ないが,新品への取り付けがうまくいかない。何度やっても水漏れ。夫が,この古くてやたらと細長い銅色のラインのせいだと言うので,何でも屋さんにお願いした。この人は非常に良心的で,取り換えるパーツを購入したレシート(しかも割引で購入)をくれる。パーツ代と工賃を明確にしているし,しかも格安料金。お母さんも「息子はお金儲けのためにやっているわけじゃないのよ」と言っている。
新しい冷蔵庫はフレンチドア。奥行・高さ共に少し大きめになったので,パンデミックが始まった時に車庫に出していた冷凍庫の食品も全部収まった。

ソーセージ・ハム・ベーコン類は塩分が高いので買わない(食べない)し,ドレッシングも手作りする。炭酸飲料も缶1本だけ入れておけばいい(2週に1缶ほどを夫と半分こして十分だから)。肉類は購入してきたらすぐに冷凍しておく。うちの冷蔵庫のメインは,野菜と果物なのだ。
冷凍庫の氷スペースも広すぎ。氷入りの飲み物は飲まないので,調理用に製氷皿一個分あればいいんだがなぁ。
先月,昼時にこの隣人の冷凍庫を見せてもらった。スープを保存するシリコン容器から,一食分をコロンとカップに出して温めていた。便利!大量に作ったスープを冷凍するという考えが全くなかったが,これはやってみようと思った。
思い出したが,レストランを経営していた中国人の友人に,「白米は冷凍する」と言ったらものすごくビックリしていた。彼女はいつも新鮮なものを食べる分だけ炊くからねぇ。
最近はあまり調理してから冷凍しなくなったが,冷凍庫はギュウギュウ詰めの方が電気代に節約になるらしい。大きめの冷凍庫にいろいろ保存食を作って入れたいと思う。