箸はもちろん日本から持って来たものを使っていますが,韓国に駐在していたという親戚からキレイな箸をもらいました。絹っぽい布ケースに入ったしっかりした箸。ギフト用で高級感がある。


しかし,使いにくいったらありゃしない!割りばし(画像中央)の方がはるかに使いやすいのです。

太くて長く,角ばっていて…先端も丸みがなく,平らな断面です。先日,何と箸をくれた本人の前で使っていて,指が二本つった!「いいでしょう,その箸」と言われましたが,箸を使えない人なので,良し悪しがわからないんですね。箸が悪いなんて言えませんよ。それとも,韓国の人には使いやすいのか?菜箸に良さそうです…。 

 

もう一つ。Origamiとして英語でも知られている折り紙。こちらでイベント用に使ってともらった折り紙がひどかった。同色が両面に印刷されていて,紙が厚く,ざらざらしている。コンストラクションペーパーと呼ばれる子どもの工作紙の質です。ナントカ折ればシワがたくさん入り,一本の直線にはならない。


そして,正方形じゃなかった!2㎜ほどずれていました。日本で買った場合,それが100円ショップのものであろうと,紙は薄くつるんとしており,一発でパリッとした折り目がつく。色も均一。しかも丈夫です。  

 

日本で買ったものは何でも質が良く,本当にそれが当たり前でした。「箸や折り紙はアメリカにもある」は正しい。が,鉛筆でも消しゴムでも食器用スポンジでも,とにかく何でも日本人の言う「普通の質」から程遠い。ちょっといい,日本でいう普通の物は非常に高価です。


「アメリカのモノを使うのも良い経験」とポジティブ思考もストレスにならぬ範囲なら結構ですが,やはり日本から少し持って来るのが良さそうです。