日本から持って来た道具の一つが,缶切り(画像左)。

夫が持っていたアメリカの缶切り(画像右)は,円刃で缶を挟んでハンドルをクルクルと回して切っていくロータリー式だ。缶詰一個だけのためにやたらと大げさ。日本のものは,栓抜き(全然使わないけど)もついてる。重さも57gと256gで,約5倍。保管場所も取るし,出したり片付けたり,切れ味鋭そうなロータリー刃を洗うのも…ということで,引き出しの奥にしまっていた。缶はてこ式でギコギコ開けてこそ!だと。


アメリカの缶詰…銀色の缶にパッケージの紙をゆるく巻いてあるだけのものが多い。そうすると,てこ式では紙が破損。

アメリカ式の缶切りは,紙も破れず,切り口がつるりときれい(切り始め部分は注意)。洗う時に安全であるし,空き缶はクラフトにも使える。てこ式の本体の切り口はギザギザで,怪我しそう。
 
そういえば,うちで日本の缶詰を見たアメリカ人の知人が,「日本の缶詰って缶の上表面(円形)に絵や文字がプリントされているのね!」と驚いていた。

確かに,言われてみれば。プルタブ面を,逆さまにして置くようになっている物も多い。特に高さがない缶詰はそうだ。日本のものは側面の紙もぴっちり巻かれており,缶自体も丈夫そう。カラフルな絵や写真と凝った文字で,どれもおいしそうに見える。メーカーのやる気も感じる。

ペーパークラフト用のトリマーもそうだが,ロータリー刃は丈夫で切れ方がキレイ。ペーパートリマーの比較については記事に書いてみようと思う。