パンデミックになってから多くのカフェでも店内での飲食は禁止になりましたが,最近はスタバックスを始めカフェの閉店時間がものすごく早くなりました。スタバックスも以前は平日の営業時間は8時までだったと記憶していますが,今は5時!店内で飲んでいても,3時頃に「もう閉めますので」と言われたことも何度か。行く直前に電話して確認しても,閉まるときゃ閉まるんです。

 

最初はコーヒー豆不足ということで聞いていましたが,今は完全に人手不足。店員さんによると,特に夜のシフトに入りたい人がいないからだということ。そういうことから,どこの店でもお客さんが「私のためにありがとう」と丁寧にお礼を言っているように感じます。 

 

コーヒー一杯も高くなり,スタバックスのPike Place Roastは$1.95から$2.65(3月)に。36%の値上げです。

 

そうなると,家で飲むことが多くなる。といっても,一日一杯。

 

昨年のクリスマスに購入したのが,コーヒーメーカー(Keurig Mini/キューリグ・ミニ)。

 

今やポッドタイプと言えば,売り場にはこのK-cupsしかないと言っていいくらいの独占状態です。Keurigにも本当にいろんな種類があって,迷いますよね。名前からしてスリムが一番コンパクトなのかと思えば,ミニとミニプラスがある。小さいサイズは本当に一杯分の水(12オンス=約355㎖)タンクの一人用です。

水を多めに入れて,使い切れずにそのまま水を入れっぱなしになりそうな気がして…大きな水タンクは抵抗がある。Kカップは一杯ずつ取り換える訳なので,同時に水もサッと注ぐだけで全く手間ではない。大人数で飲むときは,戸棚に置いている普通のコーヒーメーカーで作ればいいし,自宅用はホントにコンパクトなものがベスト。横幅はわずか4.5インチ(約11cm)で奥行きがあり,出しっぱなしでも場所も取りません。

 

コーヒーマシンを購入した場所は…何とKroger。クリスマスセールのチラシ($59.99)に載っていて,すぐにお店へ。食料品店だけど家電売り場ってあったかなと店員さんに聞いてみると,コーヒー売り場に箱が並んでいました。TargetやWalmart,Meijer,Kohl's,Best Buy,オンラインショップも見て,製品の種類や値段にばらつきがあるし,結構高いなぁ,どこで買おうかと思っていたら,まさかのいつもの食料品店に。Krogerで電化製品を買うという発想がなかった。最近は衣類も販売されていますしね。夫は以前,CVSファーマシーでテレビ(!)を買ったので,意外なところの方が掘り出し物があるということ。

 

5年以上は前ですが,うちで使っていたのはこちら。 

TassimoというT-discと呼ばれる平たい一人分のポッドで淹れます。買った当時はKeurigと半々くらいのシェアで,確かスタバックスのポッドはTassimoだったはず。何年も使っていないけれどうちの機械自体は壊れてはいない。肝心のTディスクを売っている店が皆無に等しくなり…寄付に出すことにしました。

 

今は,Kroger等の食料品スーパーのプライベートブランドでもK-cupsを生産しているし,どこのご家庭にもKeurig一台は必ずあるという感じです。

 

Tassimoが出る前(15年以上前?)はSenseo(センセオ)という婉曲した本体のコーヒーマシンもあって,オランダ人の親戚が「ダッチ・コーヒーよ」と。初めて見たポッド式のコーヒーメーカーでもあり,大変おいしくて買おうか迷いました。

 

…特にこだわりはなく,キューリグにスタバックスの挽いた豆,インスタントコーヒーも,家ではどれでもおいしく飲んでいます。