Ellison(エリソン)・AccuCutという木製のダイは,厚めのSizzix BigZよりもはるかに厚くて堅い素材の物が切れる。紙の重ね切りに便利で,フェルトの切れ味も最高に良い。アメリカの図書館や学校の掲示板の装飾によく使われている業務用だ。

6年前の定価は$275だったが,$45で購入した(新品)。その後どんどん値上がりし,先程ウェブサイトを見たら何と$400。消費税や送料を入れると10倍くらい!?
サイズ:Base Only: 10-1/4” w x 17-3/4” l,
Including handle: 14-1/2” w x 17-3/4” l x 7-1/2” h
使えるダイ:AccuCut Mini, Small, Large & Extra Long Cut Dies. Optional tray available for Extra Long Cut,
Ellison SureCut and ClearCrop Dies (Tiny, Small, Large, Double Cut) with adapter (406502),
Sizzix Originals and Bigz Dies and Ellison All Star Dies (Standard)
トレー(32✕14cm)は小さいダイが縦に2つ置ける長さ。重量は,プレートを含まない本体のみのみで15ポンド(6.803Kg)と書いてある。約7Kg!!Big Shotの2倍の重さらしく,移動・持ち運びして使うものではない。ペーパークラフト道具として扱うにはあまりにも重いので,車庫の工具用の棚に置いてちょうどいい。
普通のダイカットマシンはアクリル板2枚(消耗品)で挟んでカットするが,これは不要。ダイの刃を上に向けてセットし,ローラー部分に直接刃が当たるようになっている。何でも切れる究極のカッティングマシンだ。
中古品のダイだけは既にいくつか持っていたので,講師をしていたクラフト専門店でマシンを借りてしのいでいた。
ダイも高価で,小さいサイズ(12.5×15cm)でも軽く$30超え(2010年頃)。当時近所のクラフト専門店が2つ閉店し,ワークスペースにあったダイ($5)を予約してまとめ買いした。その後ガレージセールで見つけた時にも数枚購入。中古品のダイで十分だ。全部で13枚。
手持ちのダイカットマシンとは違う,保管場所はクラフト部屋じゃなく車庫,恐らく新品でこの価格(消費税も送料もなし),今後必ず価値が上がる(改良版が出ようが機能は同じ),むしろカード作り以外(フェルトやプラ板等)の方に使う,ダイは既に何枚も持っている…そして,本当に使うということ!
学校用に送られているカタログ(2023年/全カラー162ページ)はこちら。
ダイが大きく一度にたくさんカットできるので,幼稚園や小学校などの壁面装飾やパーティ飾り,フェルトなどの大きな作品に役に立つ。ざっくりした形のダイでカットしたフェルトはブランケットステッチで縫い合わせるのにいい。