8年前(!)に作っていたお菓子の家のカード。ブログで紹介していなかったようです。

このオレンジピール・テキスチャーの柔らかな空色の美しいこと!手前の青も,トーンダウンした優しい色を使ったので,寒色なのに暖かみが感じられると思います。
 
2013年の秋からクラスを始めましたが,その年のクリスマスのクラスでも何度か取り上げた,なつかしい作品です。

 

使ったダイは,gingerbread house(2011年/QuicKutz)。

10年も前の製品なのに,本当にかわいいダイ!パステル系で作ってもビビッドカラーで作っても,失敗しないと思われます。蛍光色はダメですが…。
 
過度な装飾やデフォルメもなく,一つひとつのパーツの大きさも形も洗練されていて,何年経っても好きなダイです。お菓子の家といっても,アニメっぽくないところがデザインの幅を広げますね。
 
また,お菓子の家はパーツが多そうなイメージですが,これは厳選されたシンプルなセット。ジンジャーブレッドクッキーなんかは他のダイセットに入っているので,必要に応じて組み合わせればよいと思います。ただ,ジンジャーブレッドクッキーは顔が入るため,そこは注意が必要。

 

屋根の雪の部分をやかんの湯気にしたり,煙突の雪は赤い炎にしたりと,汎用性が高いダイセットです。

 

購入したのはNoviにあったArchiver'sというスクラップブッキング専門店。全国チェーン店でしたが,残念ながら2014年のバレンタインの日に閉店しました。

 

Christmas Greetingsのフレーズのスタンプ(2006年/stampendous!)もカワイイ…筆記体も活字体も手書き風で,細い曲線も絶妙です。ペーパー作品は色あせても,ダイやスタンプは10~15年経った今でも美しいと思います。

 

立体物にしたのがこちら。

屋根がふたになっているギフトボックスで,これは最初の作品としてブログ記事(2015年1月20日)にも書きました。
ミルクとクッキーのミニカードを添えて,クッキーを贈るギフトボックスです。