ラベンダーの種をまいた(5/25)が,なかなか大きくならない…。しかも,よくやって来るシマリスが苗ポットの上に座ったり(!),ポイッと蹴ったりしているようで。ひんやりとして気持ちがいいのか知らんが,座っているところを2度も目撃(室内から網戸越しに撮影)。

種から育てるのは無理か…と思っていたところ,アメリカ人の友人から「ラベンダーフェスティバルに行かない?チケットをプレゼントするわ」とお誘いが来た。 

 

今年の夏は本当に雨続きで,当日も一日中雨。4人で出かけたが,うち2人は傘を差さない。車から降りた時点で結構降っていたし,傘はちゃんと人数分あるのに,傘を持って降車しないのだ。

 

アメリカ人は,ホントに傘を差さない。傘が人に当たって迷惑をかけるとか紛失するかもというのではなく,単に邪魔で面倒なんだろう。パーカーのフードを傘だと思っているし,「頭さえ防げばいいってもんじゃない。濡れた服も気持ち悪いし,風邪も引く。バッグも濡れたら傷むし。それに,雨ってpure waterじゃないんだよ」などといったところで,「それが何か?」といった調子だ。

 

3時間くらいは滞在するイベントであり,大雨になる可能性もある。傘を持っていない人がいると,どうにも「自分さえよければ」という感じがして差しにくい。まあ,誰かに入れてもらおうとかはなから思っていないわけだから,気にすることは全くないのだが,それでもどうも…。髪型とか化粧崩れとかはその人の自由だが,眼鏡から水がしたたり落ち,顔までびちょびちょになっている姿を見るのはしのびない。

 

さて。ラベンダーの苗を一鉢購入した際に,レジの人が「3鉢買ったら安くなる」と勧めてきた。「No thanks.ところで,ラベンダーって多年草ですよね」と聞いてみたら,返事はまさかの「知らないわ」。多年草であるというのは知っていたが,うちの苗がちっとも大きくならないのは何故か聞くため,会話のスタートとして切り出したのだ...。こんな基礎の基礎も知らずに,ラベンダーフェスティバルで苗をたくさん売ろうとしているのは理解しがたいが,アメリカではよくある。専門家に直接聞けるなんて思うところが,甘い。

 

買った鉢。

ネットで調べたら剪定が難しそう…日当たりのいいところには既に他の花が植えてあるし,多年草として生かせないかもしれない…。 

 

こちらは,お土産に買ったラベンダードーナッツ。

店員さんによると,ラベンダーはレモンとの相性が良いらしい。パステル系でさわやかな組み合わせの色,という感じがするが…ラベンダーパウダーは黒っぽい紫…。帰宅してからアメリカ人のお客さん達に出したが,「The color doesn't invite at all.しかし,風味はよろしい」と,カビではないことを強調した。

 

ラベンダーの効能についても尋ねてみたが,リラックスと癒し。医学的に良い成分はないらしい。


ドライヤーバッグ(衣類乾燥機に入れるラベンダー袋)は,3つで$10。

香りが強いので,パソコン机とナイトテーブルの引き出しに入れてポプリとして使うことにした。

以上,ラベンダー畑もイベント会場の様子も何もない記事だが...そういう観光地の写真はネットできれいな画像をいくらでも見ればいいと思う。特におもしろい写真は撮っていない。