アメリカ人の友人が病気にかかって...すぐに作って贈ったのがこのカード。

お見舞いのカードは,季節を問わず明るい色で作ります。
左側から光が差しているため,木の影になる右側は緑色を濃くしました。左側の1本もカードの切込みで本当の影ができるので,右側を濃く。
このダイセットには,木の右半分のダイも入ってます。木の陰影の表現に加え,単調になりがちな背景に表情をもたらしてくれますね。
私がダイを購入する際のポイントはたくさんあります。かわいさとリアルさが一緒になっているダイかどうか。個性が強いもの(文字のクセ・過剰なデフォルメ)や流行を追い過ぎているものは買わない。シルエットのカットが複雑か(スタンプ不要・目などの表情要らず)。曲線が美しいか(人物のシルエット・文字)など。
特に,日本に帰国する予定のある生徒さんには,一生モノと思えるダイを購入して欲しい。アメリカではよく見えても,日本で受け入れられるかどうかですから。安価でもなければ消耗品でもないので,長く幅広く使えるダイを厳選することです。注意点はたくさんありますから,詳細はプリントを使ってクラスで教えています。
このカードに話を戻して...オレンジの自転車がよいとは思いつつ,切っていた赤いパーツを使ってしまいました。木・太陽・雲も切りおきのパーツを使ったので,つい...。やはり,ちらっとでも疑問に感じたらやり直すべき。数分の手間を惜しんではいけませんね。