アナーバーにある有名店「ジンジャーマンズ・ベイクハウス」の人気のケーキのようで...
届いた段ボール箱を開けると,どーんと立派なギフト箱が。厚手の箱に印刷されているイラストと文字が,アメリカっぽくてかわいい!!中の梱包材も大量で,ケーキの量をはるかにしのぐ。クリームもなく型崩れしないであろうケーキなのに,梱包材でガッチリ固められていた。
長期留守宅のアメリカ人の家の管理(ボランティア)をしているが...実はこれ,そのお宅に届いたクリスマスギフト。大きなダンボール箱に「傷むからすぐに開けて食べること」と書いてあったので,すぐに家主に電話。すると,「あ~,それはパンなのよ。まだ帰らないし,食べていいわ」と。「えっ。ちょっと待って。冷凍できるかもしれないから開けてみる...パンとケーキよ。冷凍庫に空きがあるから冷凍しておくよ」「No!お願い,食べて!Please!!」...
何とも偶然に,その50分後にうちにお客が来ることになっていた。一応顛末を説明すると,「ジンジャーマンズのケーキ!食べましょうよ!」とお客さん(笑)。最近は甘い物続きだったこともあり,食後の甘いデザートを用意していなかったので,棚からぼたもち。皆でおいしく頂いた。
サイズは直径6インチ(約15cm)と小さいが,パッケージには10人分と書かれていた。
ちなみに,ライ麦パンは添付されていた冷凍保存の仕方に添って冷凍庫へ。
このケーキは,コーヒーのほのかな味にしっとりしたクルミ入り。生地はずっしりと詰まっていて,口当たりもなめらか。ケーキ類にあまり反応しない夫も,「これは,ものすごくおいしい!」と。甘さも控えめで上品な味なので,日本人にも好まれると思う。