3月2日から作り始めたマスク。現在も縫い続け,プレゼントし続けています。

これまでに,プリーツマスクは54枚(内フィルター布も入れると2倍の枚数)完成。ガーゼマスクも40枚(27枚ほどあげた)ほど縫いました。
鼻ワイヤー部分にも当て布をして,ゴム紐通し部分の布端も内側に折り込んで仕上げ。丁寧に作っているので,1枚につき2時間近くかかっているでしょう。

最近は,一人(一世帯)につき3枚までと決めていたのですが,先日はシカゴの友人(アメリカ人)から5枚という希望(昨日郵送)。さらに,夫の方の親戚からは10枚と言われましたが,代金は不要だと伝えると,4枚に減らすと。本当は10枚希望なのでしょう...。とりあえず,来週5枚郵送します。

そして,昨日は年に一度の定期検診を受けたお医者さん(インド人女医)からのリクエスト。以下,診察中の会話です。

医師:「あなたのつけているマスク,いいわね」
私:「自分で縫ったもので,100枚以上は作って人にあげているのよ」
医師:「そのハロウィンのSNOOPY柄,かわいい!プリーツになっているの?」
私:「そう。鼻ワイヤーも入れていて,フィルターポケットも,ほらここに」
医師:「買うわ!」
私:「いいの,いいの。プレゼントするから!今日もここに来る途中で郵便局に寄って,友人にマスクを送って来た。来週届けに来るから」
医師:「来週?ホント!?」

何枚必要かは聞きませんでしたが,とりあえず来週3枚持って行こうと思います。もちろん,医療用ではないことはわかっておいでですが,確認のメモもつけて。

ラッピングして説明書とカードを添えるため,マスクが完成していても準備に時間が必要。急ぎます。

制作途中のプリーツマスクは9枚。裁断のみ終えた布は7枚。柄を混ぜて贈るので,ミシンの糸を替えながらの縫製です。
大なり小なり,皆それぞれ痛みや不自由さを抱えている今。自分の少しの努力で,誰かの助けになるのなら。そして,気にかけてくれている人が近くにいるということを知って欲しいと思い,作り続けます。