日本でハロウィンのモチーフと言えば,カボチャ・魔女・黒猫・オバケ・コウモリ等が思い浮かぶでしょう。しかも,日本の場合はアニメ文化の影響からか表情を入れて,カワイさを前面に押し出しているように思います。アメリカのハロウィンは,流血やちぎれた腕,飛び出た目玉,斧や墓場など結構リアル...。


カボチャや魔女等の定番モノや恐ろしげなモチーフを使わずに作ったカードがこちら。

使ったダイは,フレームも含めてすべてTaylored Expressions。

鏡にはメタルシートを貼っており,実際に物が映ります。

キャンディコーンは,三角の土台に3色のダイカットパーツを貼って作りました。これは,ハロウィンの代表的な砂糖菓子。見るからに甘く健康に悪そうな色をしているので,飾り物かと思っていたら...大人にも好まれていると知ってびっくり。

仕切り枠に並べて貼るカードは簡単なのですが,窮屈なイメージを与え,おもしろみもない...。ここでは,キャンディコーンが袋からバラバラとこぼれ落ちる様子を表し,黒枠からはみ出して貼っています。

そう言えば,ある日本のサイトで杖型のキャンディケーンの飴をオレンジ色にしたモチーフを見ましたが,杖はクリスマスのもの。宗教は関係なくかわいいからという理由で,開き直って混同してはいけません!

枝付き燭台(Candelabra),クモの巣,毒の入った瓶。かわいさと怖さの中間のモチーフです。

鏡とクモの巣の後ろには,ひび割れ模様のスタンプ。「鏡を割ると7年間不幸が付きまとう」という迷信にちなんでいます。

クモの巣の背景に使っているのは,ひび割れた壁のイメージ。