30枚以上作った立体ガーゼマスク。自分用の数枚(試作と失敗したもの)を残して,とりあえず必要な人達に届け,しばし制作を中止していました。
というのは,マスクが小さく改善が必要だと思っていたから。日本人の方が制作された型紙を参考に少し大きめに直したのですが,それでも小さい。水通しをしてガーゼ地を縮ませてからアイロンがけはしたものの,洗うたびにアイロンがけをするわけではないので,より縮んでいるのです。立体マスクは顔へのフィット感はよく,ガーゼの肌触りも抜群。しかし,油断して大あくびなんかしたら…鼻も口も露出!アメリカ人の友人に渡した後で,はたと気づきました(遅い!)。日本人は鼻も低いし,日本語は大きな口を開けて発音することも少ないし…特にアメリカ人には小さかったということ。
そこで,大量に購入していたガーゼ布で,プリーツマスクを作ってみました。プリーツマスクは布の張りと直線が重要なのに,ガーゼ地はふにゃふにゃと頼りなく,ゆがみが激しい。ガーゼは,長方形のマスクに向いているのでしょうね。
…ついに,コレクションしていたコットン布を使うことにしました。
こちらは昨年の独立記念日の頃に購入していたSNOOPYのコットンプリント地。手始めに,夫用で大人の男性向けの型紙を使って作ってみました。
参考にさせて頂いたのは,smilework25というサイト。ていねいな説明と画像からは,作り手にわかってもらおうという意思が感じられました。
このSNOOPY柄の布は,昨年の独立記念日頃に購入。落ち着いた紺色地に,Stars&Stripes(星条旗のこと)とForeverの文字。独立記念日柄ですが,メモリアルデー(5月25日)から,愛国心をモチーフにした柄は夏の定番です。
ポケット付きなので,ガーゼ地を2枚縫い合わせたものをフィルターにし,鼻ワイヤーも入れました。
いろんな柄で作ったので,次回から紹介していきます。