バッグを作るペーパークラフトのダイもいろいろありますが,昨年発売されたこのダイほど完成度の高いものはないでしょう!横の網目部分と留金のバックル部分はハサミやカッターでは切ることが不可能。飽きの来ないデザインですし,応用範囲が広いとみてよーく考えてから購入しました。
こちらは,中途半端に残っていた柄紙で見本品として最初に作ったバッグ。表のポケットには両サイドにマチがついており,留め具は実際に差し込むことができます。

取っ手を除き,箱のサイズは底2×5インチ(約5×13cm)・高さ4インチ(約10cm)。

ダイの数は19もあり,このポケット・タッセル付きのバッグを作ると...パーツ数は27個になります。6インチ(約15cm)のダイマシンを使って作ったとは思えないほどの大きさ!容量も大きく,かわいいと思えるギリギリのサイズです。作りごたえも十分で,全部切っておいて貼り合わせるだけでも結構かかりました。

こちらはクロコダイル風に加工された紙で作ったもの。光沢入りの表面にはフロック(flock/フェルトを粉状にしたもの)も入っていて,強力テープでもつかなかったので貼り合わせるのにひと苦労。
クラスでも取り上げたりプレゼントにも使ったりしました。手元にはこの2点しかありませんが,前と横のポケット(網目)をつけなくてもよいですし,紙だけで簡単にオリジナル感が出せます。

横の網目部分は丸みを持たせた状態で貼り合わせるのですが,紙だとは信じられないくらい硬くなり,型崩れなし。本体・取っ手などにレイヤーをつけるダイも入っているので,糊付けで丈夫な仕上がりに。カリフォルニア土産で頂いたオリーブオイルとバルサミコ酢の瓶を2本入れても問題なし。
柄紙を変えるだけで,もちろん一年中使えます。クリスマス〜バレンタイン〜ハロウィン〜誕生日...無地でもスタンプした紙でもいいし,フェルトやデニム地なんかの布でもできそう。広いスペースで柄紙の模様を生かせるので,老若男女喜ばれるデザインになります。

ギフトには,お菓子類・ハンドクリーム・ミニタオル・細々したクラフト用品など何でも。入れ物のバッグ自体が豪華なので,ギフト全体が華やかになります。

3割引で購入したにも関わらず,1ドル110円で計算すると4616円(定価だと$59.95=6594円)。私が持っているダイセットの中ではもちろん最も大きく,値が張る商品です。完成され過ぎたダイやここまで高価なダイはこの先も買うことはないと思いますが,このバッグは特別ってことで...!とにかく,いろいろな紙で作ってみます。