アメリカ(ミシガン州)に住んでいて,複数用意しておくべきクリームといえば,ハンドクリームとリップクリームである。
日本と比べて年中乾燥していて,冬になるとさらに暖房で乾燥が加速するので,地下室にある湿度器で調節をする。
数えてみると,家の中にハンドクリームは4か所,リップクリームは5か所に置いている。バッグの中にも1つずつ。自分で買った物は一つもなくすべてもらい物で,自分で購入したのは12年くらい前が最後だったか。
日本では,それぞれバッグの中と洗面所に1つずつだけで十分足りたような気がする。最近は手を洗ったりアルコール消毒をする頻度が高くなったせいか,ハンドクリームの減りも激しくなった。
ちなみに,リップクリームは英語でlip balmとかchap stick(商品名/箸のchop sticksと似ている)と言う。
不思議なのは,夫は全くリップクリームを使わないのに乾燥していないということ。乾燥しやすい皮膚を持つ人種もいるが,日本人も乾燥しやすい方なのか。いや,日本でも男性(家族でも)がリップを塗っている姿は見たことがなかったような…。ガサガサしていても気にならないのか,口に何か塗るという女性的な行為が男性には抵抗があるだけなのか。
私はメーカーには全くこだわらないので,どんなリップクリームでも構わない。香料が強い物でも大丈夫。そうでない場合は,軽いしコンパクトなので,日本から使い慣れた物を持ってくるか誰かに頼むのがよいだろう。
ペーパークラフトを始める前は手を洗うが,ベタベタしないハンドクリームもすり込む。薄い紙ではないから指を切ることはないが,指先がしっとりしている方が紙を扱いやすい。