ここ最近は冠婚葬祭が多い。
葬儀だけではなく,カリフォルニア在住だった親戚の追悼ミサにも参列した。といっても,行われたのはカリフォルニアではなくミシガンの教会。立っていらっしゃる方も多く,参列者は500人以上だったろう。というのも,この方は大変有名な方でカリフォルニアには彼の名前を冠した建物があるというから。
お祝いごとでは,結婚式が2つ。婚約中という方も3人で,いずれも招待して下さると聞いた。すべてミシガン州内で,中東の親戚が4件で友人1件。
ぎりぎりまで待った(?)ものの全く努力もしていないのでヤセるはずもなく…仕方なく夫はスーツ,私はドレスを購入することに。まぁ5件も結婚式があれば,ストールやネックレスを変えても一着くらいは新調しないといけないか…。親戚の結婚式では当然同じメンバーが集まるので,何度も同じのを着るのは勇気もいるし,失礼に当たるであろう。
英語ではワンピースのこともドレスというが,私は日本のお色直しのカラードレスのような華やかなロングドレスを着ていく。夜に始まって5時間以上に渡る披露宴は,長いスピーチの代わりにダンスがある。明日の披露宴はお相手の方も中東系なので,披露宴も中東の式場だし,料理も伝統的なダンスも全部楽しみだ。年齢を問わずダンスの上手な男性には目が釘付けになる。みんなで手をつないで輪になって踊るダンスも新たにできた親戚とのつながりを感じるし,夫と二人で踊るのも非日常的で楽しい。
日本の友達に「アメリカ在住も長くなってすごいねぇ」と驚かれる。もちろん,英語力がどうのとか,「~に行けてすごい」や「~を買えてすごい」ではない。私にとって何がすごいかというと,「500人くらいの人数の中で日本人は私一人という状況と,周囲で何が起きているのかよくわかっていない状況に慣れたこと」だと話す。結婚式なども,うちの夫でさえ「新婦?確か,父の従姉の義理の妹さんの娘さんだったかな?いや,二従弟の娘さんだったかな?わからないが,とにかく親戚なんだよ」という感じで,遠い親戚でもかなり親しくする。
明日の夜は長い!