新元号が発表されてからすぐに作ったREIWAのカード。発表前は国旗や桜をモチーフにしたカードばかりでしたが,ついに…!
Wは横幅がアルファベットで最大の字ですが,逆に最小のIの横で収まりがよい。隣り合うWとAのななめのラインもぴったり重なります。EとIで,漢字の日に見えますね。英語では,Keikoさんは「キーコ」と発音されてしまうように「リーワ」となってしまうけれど,日本語を綴る上でのローマ字ですから…。
大きくて細いダイカット文字でつづったので,Iを旗竿に!しかも,ちょうどカードの中央の配置になりました。令の冷たい響きから,太い飾り文字ではなくゴシック体の細い文字の方が合うと思います。文字の間を,さわやかな春風が吹き抜ける感じ。
梅の花は,ダイカットとパンチを混ぜて,花芯はスノーフレーク(Lawn Fawn)のスタンプ。元号名がとられた万葉集のこの文言では,白粉から白梅のようですが,国旗の赤い紙に合わせて紅梅に。白梅は内側に少しだけ配置しました。
枝のダイは,5年くらい前に購入したMemory Boxの製品(セットではなく単品)。Memory Boxは,勝手に“King of Die(ダイの王様)”と呼んでいますが,それはこのラインの繊細さ,リアリティ,そして汎用性の高さによるもの。流行りすたりがなく万人に好まれる枝のデザインで,逆さにしたり一部切り取ったりして一年中使っています。柄紙パッドもそうですが,「セットものはたくさん入っていてお得!1つ当たりの価格はたった〇ドル!」と思いがちですが,実際は使わないものがたくさん入っているために高価になっています。結局は,単品で本当に好きな物を買うのがお得ということ。
違う柄紙で。
厳粛さを出すために,文字とマットは黒。文字を目立たせるために,背景はいずれも黄色系にしています。
こちらはかすりっぽい柄。アジアの雰囲気があって好きな柄紙です。白い部分が多すぎて国旗が目立ちにくくなっていますが,これはこれですっきりして「令」の響きにあっているかも。
新元号のカードを作っていると年賀状の気分になり,日本に送ろうと思って数枚作り始めました。独立記念日(7月4日)のカードと,新元号の作品を並行して制作中…!