今年はこれまでで最も早い11月5日にクリスマスの飾りつけが終了。ハロウィン翌日の1日の午前中にハロウィン飾りを撤去し,地下室に運んだ足でクリスマス飾りを持って上がること数十回。後は気温が高い日に外のライトをつけてリースをかけるだけです。
気を付けていても,毎年ライト(特に外)やオーナメントを1つは落として破損してしまいます。ガラスよりもボールのオーナメントは本当に薄く,コトンと軽く床板に落としただけでパリン…。大人でもこうだから,子どもならなおさらでしょう。
子どもが3人いる中国人の友だちの家は,クリスマスツリーのオーナメントはすべてHallmarkのディズニーで統一。電池が入っている物などは,1つが40ドル近くもします。小さい頃から「壊すから絶対に触ってはいけない!」と飾りつけはもちろん,飾っている物にも触らせないという徹底ぶり。お陰でクラフトを教えていても同様に注意しやすいし,道具を大事にするので教えやすくて助かりました。
さて,これはシースルーの窓からMerry Christmasの言葉が見える,スタンド式のカードです。
赤×薄ピンク地で,オーソドックスなクリスマスカラー。
色違いで,緑×青地。
いずれも,オーナメント枠・言葉共にIOのダイを使い,カードベースの色はふんわりとしたオフホワイト。
シンプルな作りですが,ダイカットの美しさでこれ以上何もしなくて十分です!
商品を買って頂くためには「この新しい道具が必要」と勧めるところでしょうが,私は「手持ちや入手できる道具を生かせる力」を教えたいと思っています。ですから,生徒さんには「こんな感じの四角や円のシースルーのダイは持っている?」と声をかけます。そうしたら,「あるある!」と顔を輝かせ,次のクラスでこの作品を作って来てプレゼントしてくれたアメリカ人の生徒さんも。
箱の奥の方に眠っているダイやパンチなどを思い出して,うんと活用してもらいたい!スタンプ・パンチ・ダイに関して言えば,デザインが出尽くされた感も無きにしも非ずなので,返って古い物の方がいい物があると感じています。