今年も残すところひと月を切り,来年のカレンダーはどれにしようかな…と考える時期になりました。

 

これは,上部をブラッドで留めた取り換え式のカレンダーです。

後ろにはポケットをつけ,ここに残りのカードを収納。

月日枠は柄紙で,数字は手書きです。「なーんだ,印刷済みとかスタンプじゃないのか」ではなく…手書きって癒されるんですよ!私も手書き(文字・数字)は好きですが,主人はかなり手書きが好きらしい。クリスマスカードのメッセージ(英語/アラビア語)も1時間半程度は軽くノンストップで書き続け,「楽しかった!」と言っていました。ちなみに大体10枚/30分の速度なので,1枚につき約3分ですね。

 

アメリカ人の生徒さんにも,スタンプ文字は使わず,“Thank you”や”Merry Christmas”等のあいさつ文を手書きする人がいました。アートが好きだという学生さんで,将来はタトゥーアーティストになりたいのだとか。

 

2019年のカレンダーの数字が印刷されたものを使ってもいいのですが…せっかくならばできるだけ手作りがいい。もちろん,カレンダー用の1~31の数字スタンプもありますが,まぁ時間がかかってメンドウですし…きっとゆがんだり押し間違ったりします。それに,赤(日曜・祝祭日)×黒のインクの色を変えるのを忘れたり色が混じったりするでしょう。12か月分(365回押す)なので,癒しになるどころかストレスがたまりそう…もちろん,希望する方はスタンプを押して下さっても構いませんが…。

 

日本人の方には,「手書き文字はちょっと…」とか「自分の字は好きではない」という方も多いようです。でも,数字はわずか10個!ネットから数字フォントを数種類選んでおきますので,その中から好みの字体を見つけて参考にしながら書くということもできますよ。これを機に,好みの手書き数字を見つけて習得すれば大きな財産になると思います。

 

柄紙の裏表に2枚ずつカレンダーを貼っているので,カードは全部で6枚。画像では,柄紙はななめストライプと水玉模様ですが,これはメインの柄の裏面になります。春にはクローバーやイチゴ,秋には落ち葉のように季節ごとの柄紙を使っています。

 

ポケット部分にはアメリカの地図をスタンプし,さらにミシガンの部分にアセテートにhere we areをスタンプしました。

 

取り出しやすさと安定性を考えて,ポケットには厚みを持たせました。メモ帳とペンを入れて電話の横に置くといいかも!

 

カレンダーではなくても,写真12枚にしてアルバム風にしてもいいし,レシピ等を入れて作る時に1枚取り出してブラッドで留めるのもいいし…とにかく一度作ってみたらいろいろ応用できそうです。

 

自分で作品の幅を広げられるよう,クラスではテンプレート(寸法を書いたプリント)をつけています。