ジャコランタンなどかわいらしいハロウィン飾りは日本人に好まれると思います。しかし,「ひねりが足りない」,「毒がなさ過ぎてつまらない」,「カボチャに顔さえつければ何でもかわいくなると思って!」…というわけで,うちの庭飾りはこれ。

半分,魚のマーメイドのガイコツ…幹に映った影もリアルでいいなぁ…う~ん…魚が食べたくなります。

 

そして墓場から出る埋まった手。これまたリアルな作りの手で,生命線は結構長かった!初めは両手1組だけ買っていたのですが,(埋まっていることにされている?)主人に申し訳なく,自分の分も買い足しました(笑)。

 

画像では見えませんが,枝にはコウモリも吊るしています。

 

奥の方に見えるのは3週間前は全部つぼみだったマム。ここには不気味さはプラスせず,きれいなままにしておきました。

玄関横の木には蜘蛛の巣。穴の開いた布は2枚で十分でしたが,蜘蛛の数が全然足りず…。不気味さに欠けるので,来年はもっと買い足します。

記事(2015年10月17日)でも紹介しましたが,基本的に室内の棚飾りの方は10年以上変わっていません。こちらはかわい過ぎますかね…。

これも何度か書いたと思いますが,ミニチュア家などのハロウィンビレッジは,LEMAXではなくDepartment56の製品。比べてみると質の違いは明らか(もちろん値段も違う…)。

 

深みのある渋い色を使っていて非常に細かな作りです。かわいらしさの中にユーモアもあり,飽きのこないデザインと色合い。

 

Department56は,以前はこの辺だとEnglish GardenやTwelve OaksのMacy'sのすぐ前に店が入っていましたが,どちらもずいぶん前になくなってしまいました。フランケンムースのクリスマス・ショップにはたくさんありますが,この辺の店舗だとどこに置いてあるのでしょうかネ。

 

飾りは気持ちをリラックスさせるものなので,気に入ったものであるべきだと思っています。冬が長いミシガンにとっては,部屋飾りは特に重要。一年にたった一回しか出さない飾りに飽きるも何もないですし…。熟考して本当に気に入った物を買えば,毎年お金と時間をかけて買い直すこともありません。帰国する予定がある方は,何か1つお気に入りのビレッジハウス(クリスマスでも)があれば素敵な記念になり,一生の宝物になると思います。

 

ただ,重くて繊細な作りなので持ち運びには細心の注意が必要。紙箱自体はあまり丈夫ではありませんが,発砲スチロールでぴちっと保護されているので大丈夫でしょう。

 

ガイコツのフェンスやカボチャなどの小物も同じメーカーのもの。その他のミニチュアは,日本で働き出した頃から少しずつ集めてきました。こういうのは,大人買いはふさわしくない!うちの隣の家のクリスマスビレッジは相当な数ですが,40年以上かけて少しずつ集めてきたそうです。家族の思い出と歴史があり,経済力があっていくらでも買えるから買うという問題ではないんですよね。

 

左奥のロウソク台は,10年以上前にナント!大型チェーン店のマイヤーで買いました。昔はマイヤーにもいろいろ好きなデザインが置いてあって,当時買った物が他にもいくつかあります。

 

後ろにかけている布は,大昔に日本で買ったもの(手ぬぐい幅の反物)で渋くて気に入っています。

 

この布の前に,先日アクリルで描いたカボチャの絵を置いてみました。お粗末な出来なのでこの写真には入れていませんが,ビレッジの背景としてならごまかしが効くような…。